2009年06月26日
こんな株主優待はどうですか?
昨日、吉本興業の株主総会。中田カウスの件ははっきりしなかったようですね。
吉本興業(1株950円前後)の株主優待は100株以上で劇場入場券半額券。1,000株以上で入場券4枚。
今日は京都・滋賀の上場企業の株主総会が集中して開催されます。
株を買って株主になると、企業から株主優待の割引券や食料品、オリジナルグッズなどさまざまな景品がもらえます。また、優待品を金額換算して投資金額で割ると、結構お得になることもあります。そんなわけで株主優待を中心に株式銘柄を調べたことがあります。
その結果、お菓子の詰め合わせ、割引券、しょう油がもらえる会社に落ち着きました。会社が株主優待の商品を決定する場合、担当者はいろいろ考えていますね。
今日は、私が担当者なら、株主優待にはこんな物を贈りたい。
<京都銘柄>
京都銘柄というのは、失われた10年のときでも、京都・滋賀を本社に置き、特異の技術力を背景に経営を維持して株価が下がらず、一般的な日本株とは区別して扱われていました。しかし、今回は京都の上場企業も数社の例外を除き、赤字転落か減収・減益。
京都を生かした株主優待の切り札は「寺社の参拝券」。資本系列が三菱UFJ、三井住友等に分かれているように禅宗系、浄土真宗系、神社系等の宗派に分けて参拝券を配布したらどうですか?大株主には企業と寺社がコラボしたオリジナル「お守り」、「携帯ストラップ」も。
「“京都なんか行かない”という人もいますよ」
「その場合は安売りチケット屋さんに売ってください。商品券より安くなりますが500円の参拝券なら300円で買い取ってもらうことができます」
<カツラメーカー>
ハゲランス、アートネーチャンなどのカツラメーカーの株主優待は1株につき1本の植毛ですね。例えば、100株持っていると半期ごとに100本植えられることになります。1,000株では1年で2,000本植えられます。ハゲにとっては優先度が極めて高いですね。
「ハゲではない人は? 安売りチケット屋に売りますか?」
「販売カウンターに「サービス品 植毛1,000本2,000円」なんて張り紙しなくてはいけません。また、お客さんも「植毛1,000本ください」とは言いにくいですね」
「それではカツラメーカーに提案する株主優待は?」
「私なら顧客第1と考え、100株につきヒジキ1袋、500株でワカメ1束、1,000株で昆布1本がふさわしいと思います。食べることもできますし、頭に貼ることもできます」
<建設コンサルタント>
建設コンサルタントには株主優待の商品はありませんから日本茶、しょう油などが送られてきます。
「もう少し、面白い株主優待はありませんか?」
「お化け屋敷への招待券はどうですか?設計しても客が集まらず廃墟になった施設はたくさんありますよ。それに没になった企画書が山のようにありますから、これをティシュに代えて贈ることもできます」
「う~~ん。それより、お前が株主招待の景品になったら。ハゲているから雨が感知しやすい。すばらしい高感度センサー」
ということで、私が雨感知センサーで株主優待の景品になることに決まりました。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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京都