2009年07月05日
京都のへそ
烏丸六角を東に入ったところにある紫雲山頂法寺(六角堂)の「京都のへそ」。池坊の裏といってもいいでしょう。このお寺は587年に聖徳太子が開いたとされ、本尊には聖徳太子の護持仏だったという如意輪観世音菩薩(ぼさつ)像が祭られています。京都の歴史は1,200年と少しですから、平安時代以前から存在する古いお寺です。入場は無料。
六角堂の由来を読むと「毎朝紫の雲がたなびく巨大な霊木があり、この杉の木を使って(聖徳太子が)六角の御堂を建てました」これを科学に考えると「杉花粉」が嫌で杉の木を切ったということですか?
<京都のへそ>
六角堂には京都の中心とされる穴の開いた石があり、これが「へそ石」と呼ばれるものです。この石は今でも華道の要石。
へその真ん中にはゴマの代わりの1円玉がたくさん入っています。へそのゴマのイメージだと10円玉だと思うのですが?
では、出べそはどこだ?
<池坊>
六角堂北側に聖徳太子が沐浴したとされる池跡があります。「この池のそばに小野妹子を始祖と伝える僧侶の住坊があったので『池坊』と呼ぶ」と看板に書いてありました。
ふ~~ん。それで池坊なんだ。
池坊の祖先は、朝夕宝前に花を供えていたので、代々いけばなの名手として知られるようになった。それで「いけばなは池坊」ということです。
このブログでも「困ったときは池坊」で月替わり?の「いけばな」がトップの写真で登場しています。確かに、素人から見てもいい作品が多い。
<わらべ地蔵>
「一言願い地蔵」といいます。「お願い聞いてあげようかな?どうしようかな?」
聞いてくれるお願いはひとつだけ。
「わらべ地蔵が子供を守ってくれる」ことから、子供が小さいとき、ここによく遊びに来ました。しかし、子供が大きくなるにつれ、だんだん遊びにこなくなり、お願いもまとめて「勉強ができるように」、「女の子にもてますように」、「背が高くなりますように」、「Jリーグの選手になりますように」とかたくさんのお願いをしたので、どれも聞いてもらえず、いまでは、ただのアホになっていまいました。
オセロ中島「これ以上体重が増えませんように!」とお願い。
これは聞いてもらえそう。 もう食うな!二重あご。
ところで、黒オセロ(中島知子)が日本最後の天然痘患者だったこと知ってる?山科は大騒ぎだった。
<いつもニコニコ>
16羅漢はいつもニコニコ。なんか白雪姫の7人の小人を思い出す。六角堂は全体にほのぼの系のお地蔵さんや置物。癒し系のお寺です。
<人体に例えた場合の京都>
「頭は御所、へそは六角堂ですから、チンチンはどこ?」
「京都タワーです。駅前にそそり立っています」
「チンポーン!正解です」
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
0
) │
京都