2012年07月06日
「停電で水道はどうなるか」
7月2日から計画停電の可能性があります。
計画停電が予定されている区域を調べてみると、かなりの細切れにグループ分けがされています。
出張先が、どのグループに指定されているのか、わかりにくいので出張の見通しがたてにくい。
当社のある矢橋町では電気が使えていたとしても、車で少し行った先が輪番停電中で、信号機が止まり、交通渋滞しているということもありえます。
どこで何が起こるのか予想できませんので、大混乱することも心配されます。
計画停電をしなくてもいいように、みんなで協力して節電に励みましょう。
社会の基幹的機能を有する施設ということで水道施設。とりわけ、浄水場なんかは回避されるかもしれませんが、無人の山の上などに点在している、その他の施設はどういう扱いになるのでしょうか。
実際にはおこらないのでしょうが、もし、輪番停電が間に合わずに突然の大規模停電となった場合、水道はどうなるのでしょうか。
・もし停電しても浄水場には発電機があるので何時間かは大丈夫。
・配水池(浄水場で作った水を一旦貯めておくところ)には、しばらくは水があるのでとりあえずは大丈夫。
さらに復旧に時間を要した場合。
・計器類の監視ができなくなる。
・遠隔地からの自動運転ができなくなり、現地での確認作業となる。
・運転状況の把握が困難となり、時には、水位の確認をするのに蓋を開けての目視が必要となる。
・薬品の注入も効果を確認しながらの手作業となる。
・ポンプの運転が出来なくて、給水が出来なくなる場合も想定される。
短時間で復旧ができれば、大きな問題にはならないと思われますが、マンションなどの高架水槽(高いところにあるタンクに一旦水を貯める方式)では断水や水の濁りに備えが必要かもしれません。
上水道課:設計秘書
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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水道