2012年08月17日

<日本の水道事情>

世界でもトップレベルの安全性を誇る日本の水道では、蛇口をひねれば24時間、いつでもきれいな水が、いつまでも出てくるのが当たり前?

おそらく、殆どの人がそんな意識で日々使っているであろう水道水。

しかし、きれいな水道水を造って配るためには「計画」→「調査」→「設計」→「施工」→「維持管理」といったサイクルの中で、多くの人が日々汗を流しがんばっている。

当社もそのサイクルの中の一員です。

水道に関する仕事に携わっている人以外は、日常の生活の中であまり水道について考えたりすることは少ないでしょう。

当社では、「計画」→「調査」→「設計」→「維持管理」の分野で仕事をしていますが、施工現場などで一般には殆ど目にすることがない、いろいろなものに遭遇します。

その中でも、はじめて見た時に相当驚いたものをご紹介!

写真に写っている古い水道管の内側です。

左が布設されてから25年以上経過し、老朽化した鋳鉄製の水道管。右が布設前の新しい鋳鉄製の水道管です。

<日本の水道事情>
<日本の水道事情>


写真のように老朽化が進んで行くと、水道管に穴が開いたり割れたりして漏水が発生し、濁った水が蛇口からでることになります。(漏水はほぼ毎日、日本のどこかで発生しています。ニュースにはなりませんが...)

全国的にもまだまだ老朽化した水道管が多く、計画的に新しい水道管へ更新をしていますが、水道工事は想像以上にお金がかかり、計画どおりに進まないのが現状です。

現代では水道が少し断水しただけでも、不便さを感じるまで普及している日本の水道ですが、様々な問題にも負けずに、がんばり続けている日本の水道事情に御理解頂ければ幸いです。

                                      上水道課:ぞうさんのあたま

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 水道
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