2009年04月26日

京都のお土産ランキング


京都のホテル稼働率が下がっているようです。しかし、ゴールデンウィークを含む5月は、紅葉の11月に次いで2番目に観光客が多い月。3番目は春休みと桜、そしてゴールデンウィーク前半の4月
「時を越え 美しく ひと輝く 歴史都市・京都」の京都市観光調査年報(2007年)を使って京都市観光のお土産を調べましょう。観光スポットランキング、年代分析、京都の悪いところは→12月27日の記事へ

<どこから来る?>
平成19年度に京都市へ観光旅行をした人数は4,994万人
そのうち62%は関西エリア。大阪(28%)、京都府域(10.9%)、兵庫(9.2%)、滋賀(7.4%)、残り奈良と和歌山(6.6%)。
なお、東京は7.7%。宿泊客一人当たりの消費金額は日帰り客の4.5倍ですから、東京からの観光客は大阪からの観光客よりも経済効果が大きいことになります。

<お土産品買い上げ状況>
ここに揚げた数字は購入した人の割合で金額ではありません。お土産代は日帰り客で1,860円/人、宿泊客で6,199円/人が平均。

【菓子類】
菓子類は全体の95.6%の人が購入しています。

1位 八橋   2位 生八橋   3位 餅類   4位 まんじゅう   5位 せんべい
しかし、ベスト5に入る商品を全く買わない年齢が19歳以下。たぶんグリコの宇治抹茶コロン、ジャイアントカプリコなどの「京都限定品」を購入。少し理解できないのが20代まんじゅうがすべての年代を押さえてトップ。どんな商品があるのでしょう?

【風味品】
お漬物、お茶、ゆばなどの風味品は全体の74.6%の人が購入しています。この中でお漬物がやはりダントツ。お漬物を購入しているのは60歳以上では56.8%。この次は50歳代と19歳未満が45.4%で並んでいます。もうひとつの特徴は、お漬物を購入した男性の購入者が女性を上回っています。「家へのお土産」という感じですね。

1位 漬物   2位 お茶   3位 ゆば



【装飾・調度品】
装飾・調度品を購入した人は全体の17.7%。
仏具を購入した年代は30歳代が最も多い。反対に19歳未満を除き、60歳以上が最も低い。自分が数珠やローソクを使われる立場を理解しているので、自分からは買わないようです。
絵葉書を買うのは19歳未満。これ以外の年代は低調。

1位 仏具   2位 絵葉書   3位 美術・工芸品   4位 陶磁器

【染め織物】
染め織物を購入した人は全体の10.4%。
その他が最も多いのですがネクタイ等が多いと考えられます。

1位 その他   2位 財布・袋物   3位 西陣織


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 京都
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