2009年06月17日
だまされるな!狸橋と巽橋
5月5日の「舞妓さんが迷子さんになった」で少し書きましたが、時々、祇園の白川付近では道を探してウロウロする観光客がいます。なぜ、ウロウロしてしまうかを検証します。
原因は白川が直角に曲がり南北の感覚がわからなくなってしまうこと。
あまりにも小さな橋ですから、グーグル、ヤフーの地図でも出てきません。
<一本橋>
比叡山で千日回峰行を終えた阿闍梨(あじゃり)が、粟田口の尊勝院の元三大師に報告するため、入洛するときに最初に渡る橋。ここを下ると白川は西側に流れを変えます。
東大路を越えたところが「門前白川」
<門前白川通>
この道は白川に沿う門前白川と呼ばれる通です。この白川にかけられているのが狸橋。白川は西へ流れ花見小路を超え、ホテル新門荘の裏側で再び南へ向かいます。
<辰巳神社が目印>
辰巳神社の少し上流で白川は再び西へ向きを変え、白川南通と平行になります。ここに架かっている橋が「巽橋」。目印は辰巳神社。
「巽橋」は小さな橋ですが、京都を代表する観光スポット。タクシーや人力車に乗ってくる観光客も絶えません。
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
0
) │
京都