2012年06月26日
リオ+20
6月20日から22日にかけてブラジルのリオデジャネイロにおいて「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」が開催されます。
残念ながらこのブログの原稿を書いている時期は開催前の時点ですので、その成果がどうなったかが判りません。
報道によると、アメリカのオバマ大統領は、環境保護政策による企業収益の悪化と失業率の上昇が大統領選挙戦に不利になるとの判断で、出席を見合わせるようです。
また欧州各国も、現在の経済危機への対応が優先課題として、国家元首級の出席が危ぶまれています。
今から20年前の1992年、国連の主催によりリオデジャネイロで「環境と開発」をテーマとした国際会議が開催されました。
この会議は、一般的に「地球サミット」と呼ばれ、各国は環境と開発の両立を目指した「持続可能な開発」の概念を共通認識としました。
この会議で合意された内容に基づく行動計画が「アジェンダ21」であり、「気候変動枠組条約」と「生物多様性条約」が採択されました。
その会議では、カナダの「セヴァン・スズキ」さん(当時12歳)による伝説的なスピーチがありました。
20年経過した今、地球環境と人類の存亡をかけた実りある会議になることを願っています。
分析1課 Y.T
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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環境