2012年08月01日
「非常用発電機と大気汚染防止法」
今夏は、節電や計画停電に備え、様々な取組みがなされているようです。
仕事で伺う工場では、非常用の発電機を設置して、万が一の計画停電に備えをされているところもあります。
そんな非常用の発電機について、最近、ばい煙測定の依頼がありましたので、非常用の発電機と大気汚染防止法について簡単に述べたいと思います。
まず、非常用の発電機として、レンタル発電機を設置する工場を見かけますが、大気汚染防止法のばい煙発生施設の規模要件に該当し、届出が必要となる場合がありますので注意が必要です。
大気汚染防止法 ばい煙発生施設(届出が必要となる施設と規模)
一方、非常用の発電機の排出基準については、大気汚染防止法施行規則第3条~第5条(SOx、ばいじん、NOx)の排出基準の適用が猶予されており、ばい煙測定の義務は免除されております。
ばい煙の測定については、自主的な測定となりますが、測定を検討される際には弊社にご相談ください。
M.M
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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環境