2008年07月26日

冷房温度28度では能率低下?


連日の真夏日。昨日の京都新聞によれば連続25日。今日も真夏日確実。対策は冷房ガンガン。昔のことです。今は適切な温度管理が求められます。昨日、帰りの電車の中で中年のおじさんたちが話していました。会社のエアコンを使いすぎ、その結果、室外機が壊れ2時以降は冷房なしの状態が続き大変だったとか。それに、修理の立会いのため土曜出勤だそうです。
今日は適切な温度管理を考えて見ましょう。

<冷房温度28度では能率低下>
日本建築学会の調査によると、神奈川県の電話交換手100人を対象に1年間かけた調査では、室温が25度から1度上がるごとに作業効率が2%ずつ低下するという結果を発表しています。冷房温度28度は建築物衛生法の定める執務室の上限温度です。したがって、私たちの会社でも冷房温度28度を基本としています。しかし、軽装だけでは暑さで仕事の能率が落ち、経済損失にもつながる場合もあるようです。
もともと作業効率が悪い人には「言い訳材料になる」耳寄りな情報でした。

<メタボほど温度を下げたい>
ダイキン工業の調査によると、メタボの自覚がある人の51%が他の人より温度を下げたいと思っており、自覚のない非メタボな人の31%と比べて「温度を下げたい願望」が強いことがわかりました。また、真夏の部屋の設定温度をみると、メタボの自覚がある人では「25度」が22%と最も多く、「28度」が29%と最多となる非メタボな人と比較して低く設定していることも明らかになりました。
確かに、おデブさんは汗かきだし、設定温度は低めにする傾向がある。

<家庭で使う電力>
家庭で使用する電力は国内全体で使用する電力の1/4以上を占めます。また、家庭用の電力は1990年と比べて2006年では1.5倍以上の伸びを示しています。使用機器別ではエアコンがトップ(25㌫)、次いで冷蔵庫・照明器具(同率の16㌫)となっています。
したがって、エアコンの温度管理が一番重要ですね。家庭とオフィスの温度管理が二酸化炭素排出量削減の大きな鍵であることは言うまでもありません。
エアコンを使わないために、これから朝の散歩に出かけます。行き先は祇園。舞妓さんはいませんが、きっとカラスがごみを漁っていますよ。


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 15:05 │Comments( 0 ) 環境
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