2008年08月05日
現地直送 北京五輪裏情報
3日後に北京五輪(オリンピック)の開会式を迎え、連日、日本のテレビも五輪情報を流しています。今日は中国本土から届いた五輪の最新情報をお伝えします。夏休みの旅行が決まっていないかた、必見の情報をお届けします。
<ホテル事情>
ホテルの五輪期間中のホテル価格は、通常価格の4倍(5つ星)~8倍(4つ星)で設定されていました。しかし、5つ星でも満室は少なく、4つ星以下では半分強しか埋まっていません。このため、ダンピング競争が開始され、半額の販売でも埋まりません。それで「五折」(50㌫引き)のメールがどんどん出回っています。
先進国で行われる五輪では周辺国から見物客が殺到するのが普通です。東部ロシア、モンゴル、ベトナムの富裕層は5つ星のホテルを確保しました。しかし、中国の場合、周辺国諸国の中間層では五輪観光に行く経済力は不十分です。読みが見事に外れました。
加えて、五輪期間中の警備の厳しさは中国国内でもよく知られており、北京周辺の人たちも北京観光をためらう状況と伝えています。
日本・韓国ともに五輪は大盛況だったにもかかわらず、オリンピック不景気を経験しています。北京五輪後の不景気は開会式前から始まってしまった。
<チケットが余っている>
中国国内用のチケットは完売。しかし、外国人向けのチケットが余っています。開会式、閉会式、サッカー、体操、卓球、飛び込み、日本・韓国が出場する野球などの有力競技は完売しています。少しマイナーな競技や予選、日本・韓国が出場しない野球では、チケットが多数残っています。中国国内向けの野球も余っている可能性も高く、メールで「チケットいりませんか?」、「格安チケットあり」がどんどん出回り始めています。でもね、お盆の航空運賃は高いし、燃油サーチャージも必要です。
<上海人は五輪と関係ない>
ある調査によれば、中国人の90㌫以上が北京五輪に興味を示しています。一方、同じ中国でも興味を示さないのが上海。上海人の11㌫の人がオリンピックにまったく興味を示さず、2016年の東京五輪に対しては53㌫が「応援する」と答え、北京、広州と異なった反応を見せています。
<日本の獲得メダル数>
気になるのは「日本のメダル獲得数」。日本のオリンピック委員会は「前回は16個の金メダルに対して、今回は2桁」といっていますが、どのような結果になるでしょう?
イギリスのコンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の1988年以降の人口・平均所得水準の変化を調査基準とした調査では、日本のメダル獲得数は34個ときわめて甘い予測。PwCの本職は監査法人なんですけどね。
統計学的に見ると、金メダルが増えるとGDPも増加するそうです。景気回復には、まず金メダルを!
私の予測は、金メダルは半減以下の7個(+1~-2)、総メダル数は25~29。その理由は「選手に年寄りが多いから」、「不景気だから」
こんな予想はよそう。でも日本ガンバレ!
<ホテル事情>
ホテルの五輪期間中のホテル価格は、通常価格の4倍(5つ星)~8倍(4つ星)で設定されていました。しかし、5つ星でも満室は少なく、4つ星以下では半分強しか埋まっていません。このため、ダンピング競争が開始され、半額の販売でも埋まりません。それで「五折」(50㌫引き)のメールがどんどん出回っています。
先進国で行われる五輪では周辺国から見物客が殺到するのが普通です。東部ロシア、モンゴル、ベトナムの富裕層は5つ星のホテルを確保しました。しかし、中国の場合、周辺国諸国の中間層では五輪観光に行く経済力は不十分です。読みが見事に外れました。
加えて、五輪期間中の警備の厳しさは中国国内でもよく知られており、北京周辺の人たちも北京観光をためらう状況と伝えています。
日本・韓国ともに五輪は大盛況だったにもかかわらず、オリンピック不景気を経験しています。北京五輪後の不景気は開会式前から始まってしまった。
<チケットが余っている>
中国国内用のチケットは完売。しかし、外国人向けのチケットが余っています。開会式、閉会式、サッカー、体操、卓球、飛び込み、日本・韓国が出場する野球などの有力競技は完売しています。少しマイナーな競技や予選、日本・韓国が出場しない野球では、チケットが多数残っています。中国国内向けの野球も余っている可能性も高く、メールで「チケットいりませんか?」、「格安チケットあり」がどんどん出回り始めています。でもね、お盆の航空運賃は高いし、燃油サーチャージも必要です。
<上海人は五輪と関係ない>
ある調査によれば、中国人の90㌫以上が北京五輪に興味を示しています。一方、同じ中国でも興味を示さないのが上海。上海人の11㌫の人がオリンピックにまったく興味を示さず、2016年の東京五輪に対しては53㌫が「応援する」と答え、北京、広州と異なった反応を見せています。
<日本の獲得メダル数>
気になるのは「日本のメダル獲得数」。日本のオリンピック委員会は「前回は16個の金メダルに対して、今回は2桁」といっていますが、どのような結果になるでしょう?
イギリスのコンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)の1988年以降の人口・平均所得水準の変化を調査基準とした調査では、日本のメダル獲得数は34個ときわめて甘い予測。PwCの本職は監査法人なんですけどね。
統計学的に見ると、金メダルが増えるとGDPも増加するそうです。景気回復には、まず金メダルを!
私の予測は、金メダルは半減以下の7個(+1~-2)、総メダル数は25~29。その理由は「選手に年寄りが多いから」、「不景気だから」
こんな予想はよそう。でも日本ガンバレ!
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:31
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海外&中国