2009年08月02日
タイは面白そうですね
日本人がタイを想像すると、首都バンコク、古都チェンマイ、ビーチのパタヤ、山田長政のアユタヤ、戦場に架ける橋のカンチャナブリ、王様の避暑地ホアヒン、ラオス国境のノンカイ等。
しかし、観光地以外のところで、面白そうな場所がたくさんありそうです。特に、国境付近はワンダーランド。来年は「タイの国境観光ガイドマップ」でも作ろうかな?
写真はタイ側から撮ったミャンマー、ラオス国境。いわゆる「ゴールデン トライアングル」。小さく見える建物は「日本の会社が作った」とされるカジノ。まともな会社?
<タイ南部>
日本ではイスラム過激派のニュースは中近東が中心です。しかし、アジアでもタイ南部(
パタニ、ヤラー、ナラティワート)は2004年からイスラム過激派のテロ活動が活発化しており、すでに3,500人以上が犠牲となっています。民間人に対する襲撃事件、学校等に対する放火事件、車両やバイク等を利用した爆弾事件、鉄道等の公共交通機関に対する破壊工作等が頻繁に発生しています。
特に、タイ・マレーシア国境地帯はイスラム教が強い地帯で、両国の国籍を持つ二重国籍者が5~10万人いると推定されています。タイで事件を起こしてマレーシアに逃げ込む、その逆もあり、法的処置をとることは困難な地帯です。
私にとって、タイ南部は飛行機で飛んでしまいますから空白地帯。
イスラム過激派のテロ活動って、どんなものか見たいと思いませんか?
<北部・中部>
北部・中部では鳥インフルエンザの鳥やヒトへの感染が確認され、鳥インフルエンザは豚・人間だけではなく犬・ネコ・虎にも感染します。新型インフルエンザも日本よりも流行しています。鳥インフルエンザが感染する場所って、どんな所か見たいと思いませんか?
食事はバンコクとはやや異なり、地方色の強い麺類・カレーも多いのも特徴。田舎臭い感じは残るのですが、ラオスに行く途中の軽い食事しか経験していませんから、一度はきちんと食べてみたいですね。
<東部>
カンボジアには世界遺産プレアビヒア寺院(カンボジアの単独申請)があります。この場所はタイ(シーサケート県)との国境付近で、1年以上、寺院周辺の領有権をめぐって両国の2,000人規模の軍隊が対峙。世界遺産を見学しながら、武力衝突も同時に見学。不謹慎と言われても、ちょっと見たい。カンボジアの元難民基地アランヤプラテートの現在も知りたいですね。
タイ側から陸路アンコールワットへ行くのもいいですね。この地域はメコン川をはさんでラオス側から行ったり来たりしていたことはあるのですが、私にとってカンボジアとタイの国境は空白地帯。カンボジア・ラオスはフランスの植民地でしたから、意外に激安でおいしいフランス料理が出てくるかもしれません。
<西部>
タイ・ミャンマー国境の出入国場所は数箇所しかありませんが、昨年、そのうちにひとつに行ってみました。30~40年前のアジアの風景が残っています。軽い散歩の感じで行きましたが、意外と美味しかったのがミャンマーのビール。もう一度、ビールを飲みに行きますか?
テロも泥棒もたくさんで危険が一杯。言葉も現地語。しかし、面白そうです。「メコン・インド経済回廊構想」に含まれるベトナム・カンボジアを含めて地域は行って見たいところ。
リスクを背負うのは「自己責任」。泣き言はいいません。
さあ、ぼちぼち準備にかかりましょうか。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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