2009年06月03日
上海の空気はどうよ
梅雨は、中国語も日本語と同じ漢字を使い「梅雨(メイ・ユー)」または「黄梅天(ホワン・メイ・ティエン:梅の実が黄色くなる)」といい、中国にも梅雨はあります。
普通、上海の梅雨は例年6月15日頃(関西の入梅の平均は6月6日)に梅雨入りし、1ヵ月後の7月15日頃に梅雨明けと言われています。日本の天気予報のテレビ画面左手に中国大陸が映りますが、梅雨前線は日本だけではなく中国大陸にも延びていることがわかります。
写真は外灘から見たテレビ塔(東方明珠塔)。天気予報では年数回の「快晴」?の上海。ホテルの窓から森ビル(正式には上海環球金融中心。日本人は正式名称を知らない)を見るとこんな状況(下の写真)。最高気温は33度でしたから、やはり晴れていたようです。
しかし、梅雨明けの7月22日には「皆既日食」ですから、その前後の日は、飛行機やホテルの値段が跳ね上がります。そんなわけで、梅雨入り前に上海へ!関西空港から上海までの所要時間は、関西空港から旭川空港と変わらず2時間と少し。
旅の目的は、焼きショーロンポウ・ラー油まみれの重慶(四川)鍋・ピータン豆腐を食べること、夏物の中華服を買うこと等。少しだけ中国の環境専門家と意見交換、上海の大学生から就職状況等の話しを聞くこと。
<機内の人民弁当>
往復に使った飛行機は中国東方航空。上海拠点の航空会社ですから上海・関西空港間では安い上に本数が多いので便利。しかし、ソウルや台北等を含めて近距離国際線の機内食(私の家では人民弁当と呼んでいる)は寂しい。
メインの選択は鳥肉の煮込みご飯、白身魚(うなぎもあると聞いています)の中華あんかけご飯。おかずは厚揚げ、しいたけ、にんじん等の煮物。フルーツはスイカ(季節によって変わります)。スイーツはウイロ。飲み物のお伴はピーナッツかそらまめ。
<新型インフルエンザ>
中国の大阪総領事館から、中国人留学生に「特別な理由がない限り、帰国してはいけない」と呼びかけているくらいですから、新型インフルエンザに対しては、かなりのアレルギー反応を示します。
上の写真(再掲)は上海到着時の機内体温測定。関西空港の出発時、機内、イミグレーション手前の合計3回の体温チェック。CCTV(中国中央テレビ)のトップニュースは必ず新型インフルエンザから。帰国時(5月31日の朝現在)の新型インフルエンザの発症人数は24人ですが北京、上海、広州、重慶と全国各地に広がっています。
しかし、画面では病院や医者等を映すのではなく、女子アナが淡々と人数や病状を伝えるだけです。
さあ、最初は観光ガイド(明日はリニア)。そして、ニッチでディープなプロの環境ブログが始まります。
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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