2009年06月18日

これが激辛カエル鍋(四川鍋)

これが激辛カエル鍋(四川鍋)


上海シリーズ後半です。
中国の四川料理と言えば辛い料理の代表。しかし、辛い料理は四川省だけではなく、もともと四川省に属していた重慶市、湖南省、江西省も激辛地帯。今日の話は、このあたりで食べられる四川(重慶)鍋のカエルバージョン。地元の大学生に案内してもらいました。
写真はカエル鍋(小)

<オーダー>
大きさ小鍋(28元:420円)・中鍋(38元:570円)大鍋(48元:720円)とメインの牛・鳥・カエル(同一料金)を選択し、鍋の具材(卵豆腐、サニーレタス、たけのこ、肉団子、カモの血を固めたもの等10種類程度からお好みで選択)を紙に書かれた用紙に記入します。
辛さも選択しますが、ここは当然地元レベルの激辛コース

<コクのある味>
日本の鍋と異なり、タレと肉が煮込まれ沸騰した状態で運ばれてきます。まず、肉を食べながら鍋の具材を入れていきます。
味はラー油、豆板醤、カレー等が複雑に混じるので、辛いだけではなく複雑な味になります。カエル(たぶん、ウシガエル)は足だけではなく頭・手も入っていますが、このあたりにも肉が付いていますし、皮がとろけるような感じで美味しい。
牛肉は日本の肉質を想像すると最低クラス(日本人はオーダーしたらダメ)。鶏肉のほうが食べやすい。豚肉はオプション。

具材でお勧めは肉団子。ショウロンポウと同じ構造になっており、肉団子が2重構造で噛むと肉汁がジュワです。日本での経験はありませんでした。

これが激辛カエル鍋(四川鍋)

<予約>
地元の人気店でしたから予約して席を確保。予約された座席は皿、コップ、箸、ナプキンがラップに包まれ人数分がテーブルに置かれています。予約料は1人1元(15円)。

<費用>
大ビール9本(36元:540円:1本当たり60円)、中鍋(38元:570円)、小鍋(28元:420円)、具材(23元:)、予約料(3元:45円)の合計128元(1,920円)
これは中国人の量ですから日本人は小鍋を2人分と考えるとよいでしょう。たくさん残してしまいました。

これが激辛カエル鍋(四川鍋)

<お口直し>
カエル、激辛は嫌いな人も多いでしょうから、お口直しにマイルドな四川料理をどうぞ。四川料理屋では蒸した鶏肉にラー油や花コショウをかけた「口水鳥」(写真は高級店で28元:420円)がお勧め。といっても赤くなっているのはラー油です。
鳥の唐揚げを隠すほどの大量の唐辛子を揚げ、唐揚げにかけたものは「唐辛子のムダ使い」で「辛くない」見かけ倒しの四川料理。このお店はチェーン店ですから上海市内に多数あります。


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:25 │Comments( 1 ) 海外&中国
この記事へのコメント
このお店は全国チェーンで、数百店舗も構えています。
中国に行かれる方には超お勧めです。
Posted by 王 カロク at 2010年01月07日 21:23
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