2010年02月16日
使い捨て派?繰り返し派?
桂小枝のCMでお馴染み、『カイロ』のお話です。
使い捨てカイロ
材料は鉄粉、活性炭、塩類などが一般的です。化学式を書くと…
Fe+3/4O2+3/2H2O→Fe(OH)3+96kcal
つまり、鉄粉と空気中の酸素を結合させることにより、鉄粉を酸化させると、熱が発生するわけです。
使い捨てカイロの中身→
<よい子はマネしちゃダメよ>
ここで裏技!!
カイロを空気中に触れさせないで置けば、酸化しないわけでしょ。
ビニル袋に入れて、空気出してギューッと縛っておけば、何回でも暖めてくれます。
ただし、合計の暖める時間は、表示されている持続時間以上にはなりませんけどね。
←チャック付ビニル袋で密封
何回でも使えるカイロ
材料は酢酸ナトリウムが一般的です。過飽和現象を利用し、融解熱により温められるそうです。
電子レンジなどで吸熱させることで100回以上の再利用が可能です。
中に入っている液体に、同じく中に入っている金属片をカチカチと刺激することにより、液体が凝固し熱を発生させます。
電子レンジなどで温めると、また液体に戻り再利用できます。
その他、SANYOの充電式懐炉『エネループカイロ』などもあります。
時代の変化に伴って色々な商品が出てきます。
地球を暖めずに、エコに身体だけ温めたいものです。
新婚ほやほやのバスケットマンは、何も無くてもHOT!HOT!です。
しかし、使い捨てられないよう日々精進です。
環境分析部 :後れてきたバスケットマン
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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環境