2008年12月06日
ひみつの大阪
タイトルの前に一言。ホンダがF!から撤退。上海F1もなくなる思います。ちょっと聞いています。
読売テレビ「ケンミンShow」のコーナー企画「ひみつの大阪」は毎週楽しみにしている時間帯。この時間までには風呂に入っておくのが、我が家の掟。
今日は、大阪の文化が本当に「変」なのか科学的に検証しましょう。
<統計書から>
総務省統計局の社会生活統計指標のうち、文化・スポーツを見てみましょう。
47都道府県のうち、最下位の47位になっている項目を挙げてみると人口100万人当たりの博物館数、社会体育施設数、女性学級・講座数、高齢者学級・講座数があります。ブービーの46位には多目的運動広場数、ボタンティア活動年間行動数があり、下から3番目の45位には公民館数、青少年学級・講座数が挙げられています。
なお、博物館数、社会体育施設数のトップは長野県、多目的運動広場数のトップは山梨県、高齢者学級・講座数、青少年学級・講座数のトップは福井県です。
滋賀県のボタンティア活動年間行動数は全国3位ですから、滋賀県と大阪の県民性は大きく異なります。
<大阪の文化レベルは低い?>
統計的に見ると大阪は文化・スポーツでは全国最低の位置にあります。総務省統計は、国が決めた施設数を100万人当たりに換算してランク付けしたものです。アリバイ的に使われる公民館、蔵書が少ない図書館、客のいない博物館も施設数として計算されています。また、統計項目に入らない施設が欠落しています。その結果、大阪は文化レベルが低い、あるいは全国的に見て異様なものになってしまいます。
ここで、統計に表れない施設を見ましょう。
<最強の花月と甲子園>
それは吉本興業のなんば花月、新しくできた京橋花月。西宮市ですが甲子園球場。これらは民間企業の施設ですから統計に現れません。しかし、観客のすべてが大阪府民ではありませんが吉本の常設館は満員ですし、甲子園球場は1試合あたり軽く4万人以上の入場者があります。
考え方によっては、花月は博物館、女性学級、高齢者学級、青少年学級、公民館です。甲子園球場は社会体育施設、多目的運動広場です。
大阪は日本のラテン文化と言われます。レベルの違いではなく、質の違いです。
知らんけど
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
0
) │
環境