2008年08月29日
実録熊に襲われた(つづき)
昨日、本物の環境調査員に熊が向かってきて、頭の中に浮かんだことまで報告しましたが、今日はその結末です。
<レンズを口に>
ライフカードのオダギリジョー状態(どうすんの俺!)っといった感じで。
んで、結局、そのとき手にしていたレンズ(鳥の写真を撮影していたので・・・)が口のサイズにピッタリ!と思い前に出てレンズを横向きに突っ込み、横っ飛び。
んで、ガバット レンズを加えたクマはそのまましばらく加えたまま進み、、、
口からこぼれた(離された)レンズはアスファルト上にコロリッ・・・っと
その時レンズがピントリング付近でぽっきりと前後2つに!!!
クマは、そんな簡単に・・・っと転がったレンズを追いかけ、フゴフゴと匂いを嗅いで転がした後、斜面を登って林内に消失していきました。
<無事だったのですが>
んで、私は無傷。事なきを得ました。
さらに襲い掛かってきたら手持ちの武器??が無く、素手ゴロしかなかったので助かりました。。
実のところじゃれに来ただけ?とも思ったりもしています・・・それならほんとになでなでしとけば良かったんだけど。。。
体が無傷なので、笑い話で済むのですが、、、無傷だと逆に信じてもらえないですね。。
ほんとビデオででも撮影しておけば・・・
よく襲われた人はニュースでTV出てるのに、これでは映像的に話題にならないですね。(おしまい)
ちょっと解説。熊の口に突っ込んだレンズの値段は買値で50万円。カメラの修理費用は約20万円。命よりは安かった。
今日の危機管理は熊が接近してきたり、攻撃してきたりする場合です。私は帰りに居酒屋にふらりと立ち寄る危機管理が必要なようです。費用は3千円。
甲子園に出場した北海道の駒大岩見沢は「ヒグマ打線」と呼ばれています。しかし、選手のほとんどが本物のヒグマは見たことがないそうですよ。
Ⅱ 危機管理(クマが接近してきたり、攻撃してきたりする場合)
1.クマ避けスプレーを発射して追い払う(ただし、以下の点に注意すること)
・射出時間が短い(7秒程度)のため、誤射に注意
・逆に刺激することとなり、反撃される可能性もある。
2. 傘をクマの目の前で急に開き、ポンチョやビニールシートを広げて助かった例もある(自分を大きく見せる)。・・・個人的には手での攻撃を避けるため、姿勢を低くしたほうが良いかと思ったのだが。
3. 荷物や服をクマと自分の間に捨て、クマの関心がそれに移ったすきに静かに逃げる。ただし、中には人間に異常に興味を持っているクマもいるので注意が必要。
4. クマに覆い被されて、持っていた鉈でクマの鼻をたたいて追い払ったり、足を噛まれたりするときに、もう片方の足でクマの鼻や顔に蹴りを入れて助かった例がある。
5. 死んだふりをしても助からない。クマは好奇心が強いので、噛んだり引っ掻いたりする。クマに攻撃を受け、何も対処する方法が無い場合の最後の手段が死んだふりである。窪地があれば窪地に伏せ、頭や首筋、腹部等を腕や足で保護し、ダンゴムシのように丸くなり、できるだけダメージの少ない体勢でで、クマが攻撃をやめ、立ち去るまで耐え抜く。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:31
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環境