2009年12月21日
土地の埋立て等にともなう土壌調査
汚染土壌の搬入による生活環境の被害を防止するとともに、産業廃棄物の不法投棄を隠匿する土砂の投棄等に対応するため、京都府では、 「京都府土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例」が平成21年10月1日から施行されました。
その条例においては二重の規制が実施されています。
①土地の埋立て等に供される土砂等が土壌の汚染を防止するために満たすべき環境上の基準(埋立て基準)を定め、汚染土砂等による埋め立て等を全面禁止しています。
②大規模な土地の埋立て等については、事前許可を義務付けています。
<土壌調査の義務付け>
3,000㎡以上の埋立て等については、許可申請時及び事業期間中(3ヶ月ごと)の土壌調査が義務付けられています。
土壌汚染調査等でお困りの際はこちらから⇒http://www.ngcon.co.jp/bunseki/dojyou.html
営業部&環境分析部
タグ :土壌分析
2008年04月09日
滋賀県の地下水調査
滋賀県の19年度地下水調査結果が発表されました。調査結果はこちら
滋賀県では陸域を2kmメッシュに切り、5年間のローテーションで264地点を一巡するように地下水調査を行っています。19年度の調査対象は大津市、草津市、長浜市、甲賀市、高島市、東近江市、安土町、愛荘町でした。
<硝酸性窒素と亜硝酸性窒素>
65調査地点のうち、6地点で環境基準を上回る数値が検出しており、このうち新しく2地点が基準値を超過する数値が確認されています。この2地点とも硝酸性窒素と亜硝酸性窒素が基準値を超過しています。硝酸性窒素と亜硝酸性窒素は、畑にまかれた肥料によって地下水環境に大きな影響を与えます。経験的には果樹園跡、葉物類を栽培した跡地から、高濃度の硝酸性窒素と亜硝酸性窒素が検出されています。
<重金属や微量有機化学物質だけではない>
土壌汚染や地下水汚染は、重金属や微量有機化学物質だけのような印象があるのですが、実際は農業系が原因となった汚染も含まれています。また、滋賀県では自然的原因の可能性が高いとされる砒素、ふっ素、ほう素は基準値を超えることがあります。
<地下水の水質検査>
滋賀県では、地下水の飲用について11項目の水質検査を行うことを推奨しています。しかし、砒素、ふっ素、ほう素などは検査項目に含まれておりませんので、ご注意を!
滋賀県では陸域を2kmメッシュに切り、5年間のローテーションで264地点を一巡するように地下水調査を行っています。19年度の調査対象は大津市、草津市、長浜市、甲賀市、高島市、東近江市、安土町、愛荘町でした。
<硝酸性窒素と亜硝酸性窒素>
65調査地点のうち、6地点で環境基準を上回る数値が検出しており、このうち新しく2地点が基準値を超過する数値が確認されています。この2地点とも硝酸性窒素と亜硝酸性窒素が基準値を超過しています。硝酸性窒素と亜硝酸性窒素は、畑にまかれた肥料によって地下水環境に大きな影響を与えます。経験的には果樹園跡、葉物類を栽培した跡地から、高濃度の硝酸性窒素と亜硝酸性窒素が検出されています。
<重金属や微量有機化学物質だけではない>
土壌汚染や地下水汚染は、重金属や微量有機化学物質だけのような印象があるのですが、実際は農業系が原因となった汚染も含まれています。また、滋賀県では自然的原因の可能性が高いとされる砒素、ふっ素、ほう素は基準値を超えることがあります。
<地下水の水質検査>
滋賀県では、地下水の飲用について11項目の水質検査を行うことを推奨しています。しかし、砒素、ふっ素、ほう素などは検査項目に含まれておりませんので、ご注意を!
2008年03月24日
滋賀県の地下水汚染
滋賀県も地下水汚染は結構ありますね。滋賀県は琵琶湖東岸と安土から八日市にかけて大きな2本の環境基準値を超過した汚染監視区域があります。そのほか、内陸部には塩素系有機化学物質を汚染物質とした汚染監視区域が散在しています。
<琵琶湖東部>
草津市から湖北町にかけて琵琶湖の湖岸では、自然界に由来すると考えられる砒素(ひ素)が検出されています。ひ素が検出されている多くの井戸は、鉄分が多い井戸です。このため、水の色は黒く、見た目で飲めるとは思われないことから、直接飲用されることはありません。
メカニズムとしては、地下で嫌気性になって鉄が溶け出していくのと同時に、共沈していた、砒素が溶け出してくるものと考えられており、自然汚染と判断されています。
この砒素が自然的な要因か人為的な汚染かの判断は、同時にりんを測定すると良いでしょう。地下水は嫌気になっているので、りんも溶出してきます。
<安土から八日市>ここはトリクロロエチレンなどの塩素系有機物質が中心の汚染地域です。日本最大の広域地下水汚染という見方もされています。広域に分布する多数の工場が汚染源となっていることから「日本一の広域地下水汚染」と表現される方もいます。
<工場の対策>
一昔に比べ、大手企業の工場では、地下水汚染に対しては相当な対策が講じられています。原料や溶剤の転換を始め、モニタリング井戸の設置、近隣住民の説明会の実施、ホームページでの情報公開などは一般的に行われるようになってきました。コンプライアンス(法令遵守)がきいてきた感じです。
<滋賀県の対策>
昨年、滋賀県は公害防止条例を改正して、地下水の監視などを強化しようとしています。実質的な運用方法は、今年の夏から秋にかけて発表されるのではないかと感じています。環境省も、10年度に操業中の工場を対象に含めた指針の策定に向けて動き出しています。これからは土壌汚染や地下水汚染の情報から目が離せません。
<琵琶湖東部>
草津市から湖北町にかけて琵琶湖の湖岸では、自然界に由来すると考えられる砒素(ひ素)が検出されています。ひ素が検出されている多くの井戸は、鉄分が多い井戸です。このため、水の色は黒く、見た目で飲めるとは思われないことから、直接飲用されることはありません。
メカニズムとしては、地下で嫌気性になって鉄が溶け出していくのと同時に、共沈していた、砒素が溶け出してくるものと考えられており、自然汚染と判断されています。
この砒素が自然的な要因か人為的な汚染かの判断は、同時にりんを測定すると良いでしょう。地下水は嫌気になっているので、りんも溶出してきます。
<安土から八日市>ここはトリクロロエチレンなどの塩素系有機物質が中心の汚染地域です。日本最大の広域地下水汚染という見方もされています。広域に分布する多数の工場が汚染源となっていることから「日本一の広域地下水汚染」と表現される方もいます。
<工場の対策>
一昔に比べ、大手企業の工場では、地下水汚染に対しては相当な対策が講じられています。原料や溶剤の転換を始め、モニタリング井戸の設置、近隣住民の説明会の実施、ホームページでの情報公開などは一般的に行われるようになってきました。コンプライアンス(法令遵守)がきいてきた感じです。
<滋賀県の対策>
昨年、滋賀県は公害防止条例を改正して、地下水の監視などを強化しようとしています。実質的な運用方法は、今年の夏から秋にかけて発表されるのではないかと感じています。環境省も、10年度に操業中の工場を対象に含めた指針の策定に向けて動き出しています。これからは土壌汚染や地下水汚染の情報から目が離せません。

