2008年07月29日

当社のマネジメントレビュー

昨日、会社の環境ISO(ISO14001)のマネジメントレビューが開催され、環境目標の達成状況が報告されています。この資料をちょっと盗み見。
ちょっと、その前に
8月8日の「琵琶湖大花火」の鑑賞会。電子掲示板に内容が発表されています。詳しくは明日。

1. グリーン購入比率
再生紙の偽装問題が発覚し、紙類を除外した結果、品目比率・金額比率とも目標達成には程遠いものとなっています。一方、グリーン購入ネットワークのステップ1からステップ2へと移行します。これによって事務用品、紙類等の7分野×5品目以上のグリーン商品、エコ商品の購入が目標となります。8月からの目標は比率とともに品目数にも注目した取組が必要になりますね。

2. 二酸化炭素排出量
二酸化炭素排出量は、集計されていない6月のガソリン使用量及び7月度の予測値を加えると、ほぼ前年度実績(200トン強)と同程度になると予想されています。残念ですが5㌫の削減目標は達成できない見通しです
内訳を見ると、所有車両台数が増加しているガソリン使用量は前期を上回る見通しになっています。当社の二酸化炭素排出量の50㌫以上を占める電力使用量は前年並みか前年を下回ると予測しています。
草津市と「愛する地球のために約束する草津市条例」に基づく協定を締結している項目ですから、強い対策が求められます。
参考ですが、私たちの会社(草津)から出される二酸化炭素(カーボン)を取り消す・埋め合わせる(オフセット)場合、1トン当たりの単価を4,000円と仮定すれば約100万円必要になります。

<二酸化炭素排出量の削減対策>
昔から、環境ISOとは無関係に紙、ごみ、電気それにガソリンの対策は行っています。私たちの会社は二酸化炭素排出量に関してはスリムな会社と考えていますが、まだまだ改善の余地があります。
電力:冬季、足元の電気ストーブ禁止(代替として10Wの電気座布団は許可)。外出時、打ち合わせ時のPC電源オフ、室内温度管理の徹底、不要な電灯の消灯を朝礼、電子回覧板等を通じて徹底する必要があります。
ガソリン使用量:アイドリングストップの推進のほか、不要な荷物を積んで走行することが燃費に大きく影響することから、社有車の荷物管理を徹底する必要があります。ガソリンの使用量削減はガソリン価格の上昇もあり、経費削減の点からも強く望まれています。

3. 環境配慮の計画・設計
環境配慮型の設計は定着してきたと考えています。今後、環境配慮の提案数の増加、上下水道事業から排出される二酸化炭素の「見える化」(環境省7月1日発表)などの取組が必要です。

4. 薬品類の流出防止
定常時の劇毒物の保管、非定常時の管理、地震時における薬品類の流出防止対策について全面的な見直しを行い、現在は大きく改善されたと考えています。

5. コミュニケーションと情報収集
滋賀県公害防止条例の改正に伴う地下水汚染調査、土壌汚染調査、保健所の飲用井戸水検査の取扱制度の廃止後の対策について、積極的に情報を発信しました。子供たち向けに簡単な水質検査も行いました。


<緊急連絡>
昨日の風でゴーヤが落下


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:31 │Comments( 0 ) 環境
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