2008年08月17日

和泉式部のお告げで


昨日の朝、6時過ぎに新京極をプラプラ。この時間帯は新聞配達しか通らない。誠心院の前を通ると、ふと以前、誠心院の中で見たパネルを思い出した。一遍上人が熊野本宮大社で和泉式部のお告げを受けたことを。誠心院は繁華街の新京極通りにある小さなお寺ですが、和泉式部初代住職として有名なお寺です。
土曜日、姫路市の円教寺で、性空上人坐像の頭の中から骨壷が発見されています。和泉式部は、この性空上人に教えを乞うたとされています。紫式部の源氏物語は超有名ですが、和泉式部も見逃せません。それで、私は和泉式部のお告げを聞くことに。

「和泉式部さん、今日の行き先は?」
「山越えで山科

決まりました。今日の散歩コースは南禅寺から山科へ。朝から暑いので山の中は涼しくて、ちょうどよい。

<祇園>
舞妓さんも芸妓さんも寝ている時間で、黒いカラスがゴミ袋をつっつき、黒い服を着たホストさんが帰宅の時間。白川に架かる巽橋に観光客の姿はありません。八坂神社を通り、コンビニで買ったお茶とおにぎりを持って、円山公園で朝食。公園内を少し歩いてから、知恩院に立ち寄り、南禅寺方向へ。

<瓢亭>
瓢亭前には本店6,000円、別館4,500円の半熟卵で有名な朝食を食べにタクシーが続々到着。この店は日本の富裕層が食べに来るところ。6,000円出して朝食なんて信じられない。お金がないから死ぬまでに食べたいとは思わない。死ぬまでに食べた人の感想が聞きたい。

<南禅寺から山科へ>
南禅院の北側の小道を5分ほど進むと小さな滝があります。冬場、この滝で白装束のお坊さんが滝に打たれて寒修行。本物の京都が味わえる場所です。ここが山科への入り口。少し山を登ると「左 大文字山」の看板。しかし、16日は五山の送り火の日ですから、入山は禁止。右に曲がり、ここからは山科聖天と毘沙門を目指して40分。山の中ですから暑さは少し和らぎます。このルートからJR琵琶湖線の電車が見えます。

<最古の鉄筋コンクリートの橋>
滋賀県から京都に行くとき、山科駅から京都駅の間、右側に山がつらなります。歩いたルートは、その山の中です。山の途中で琵琶湖疎水側に降りると、日本で最古の鉄筋コンクリートの橋があります。マメだらけのコンクリートで現在は鉄骨で補強されています。

<水戸黄門の名前はここから>
琵琶湖疎水沿いには本圀寺があります。このお寺の名前の一部をとって水戸光圀(水戸黄門)と名づけられています。なお、正門は加藤清正が寄進したものです。今日の散歩コースはマイナーながら涼しいので二重丸


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:23 │Comments( 1 ) 京都
この記事へのコメント
京都や滋賀はいいですね。
うらやましです
Posted by よし at 2008年08月19日 19:57
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