2008年10月25日
中華料理が世界無形文化遺産の申請へ
<ユネスコの無形文化遺産>
ユネスコの世界遺産と呼ばれる世界自然遺産、世界文化遺産のほかに「無形文化遺産の保護に関する条約」があります。世界無形文化財遺産の中味は文化財の代表一覧表を作るだけですけど。そして保護。
日本は「能楽」、「人形浄瑠璃文楽」、「歌舞伎」を宣言して代表一覧表に登録されています。
<中華料理が無形文化財申請へ>
中国調理協会が、中華料理を世界無形文化遺産に申請する計画を明らかにしています。同協会の説明によると、「無形文化遺産への申請は中華料理の技と伝統を適切に保護伝承するためで、中華料理の地位を高めるとともに、他の国が中華料理やその調理方法を独自の文化として申請することを防ぐため」としています。その他にウーロン茶の製造方法も申請しています。
この背景になっているのは、韓国の「江陵端午祭」が、先にユネスコの無形文化遺産に登録され、「伝統行事の「端午節」が韓国に奪われたことにあると考えられています。
* 端午節とは、日本の「端午の節句」(5月5日)と同じで「ちまき」がよく食べられています。なお、中国は旧暦の5月5日。
<新しい日本の無形文化財遺産>
中国が中華料理を無形文化財遺産に申請するのであれば、日本も次のような分野をエントリーしましょう。
まだ遺産ではない!
確かに。著作権の問題です。しかし、餃子とラーメンはいいでしょう。
・ ドラえもん
・ クレヨンしんちゃん
・ ウルトラマン
・ 任天堂WiiとDS
・ 焼き餃子(日式餃子として)
・ ラーメン
<中華料理は日本が一番>
中国に住む日本人の評価を聞くと「中華料理は日本のほうが、美味しい」とよくいいます。確かに中国地元の庶民的な料理店は安いのですが味はいまいち。安くて美味しい中華は日本の誇る「餃子の王将」。
日本の中華料理は日本人の口に合う味付けだけではなく、油の使用量が少なく、中国と比べて何よりも清潔さが評価されています。
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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