2008年11月15日

山科は「もてなす君」

山科は「もてなす君」


<見つけたぞ プレミアムのもてなすくん
市中に放っている探偵から、「今、ハートのなすびが四ノ宮の酒屋(真田商店)にいる」とメールが入る。プレミアムの「もてなすくん」は4~5日で移動するし、山科の商店街は結構広いので、意外と見つけにくい。早速、散歩を兼ねて旧三条通りの四ノ宮へ。
ところで、「もてなすくん」と「もてなす君」の表記ですが、お店の人に聞くと「どっちでもいいんと違う。はじめて聞かれた」ということでした。

<風船なすびのもらい方>
このサービスの趣旨は「どうせ盗まれる風船なので、配ってしまえ
ほっぺたにハートのついた風船なすびを見つける
② お店に入り「プレミアムを見つけました」と言う
③ 風船なすびをもらうためには「もてなすくん」ストラップが必要です。このストラップはプレミアムを飾っているお店で売っています(300円)から、持っていない人は、この場で購入しても良いでしょう
④ 住所と名前を用紙に記入します
⑤ そうすると、お店の人が風船なすび1個(膨らんでいません)を持ってきてくれます。

山科は「もてなす君」

山科は「もてなす君」

<真田商店>
プレミアムの「もてなすくんがあった真田商店は地蔵盆で賑わう山科徳林庵の斜め向かいです。この真田商店は酒屋・タバコ屋ですが、北海道インスタントラーメン(札幌の味噌・旭川の醤油・函館の塩どれも105円:旭川 藤原製麺)が売っているので、ラーメンを買いに行ったことがある店。
「わざわざ、インスタントラーメンを買いに行くことはない」と考えるのが普通。しかし、このラーメンはうまい。
一般的にバックパッケージは「ラーメンの作り方」を中心書いてあるのですが、藤原製麺のラーメンは「熟成麺ができるまで」の製造方法が中心に書かれている。製麺屋の麺らしく、麺は絶品。また、麺を煮込む時間が4分30秒と長め。スープがやや弱く、自分でアレンジが必要。私の場合、味噌には豆板醤、醤油には煮干の粉末、塩にバターを少し加えて味を整えています。


山科は「もてなす君」
<もてなすくんストラップの使い方>
もてなすくんストラップ(300円)を見せると、山科の風船なすびを飾っているお店では、さまざまなサービスを受けることができます。生ビール一杯無料サービスで簡単にもとが取れますよ。サービス期間は3月末まで。なお、このストラップは手作りで、すべて顔が異なります。
商店街の方へ!
もてなすくんストラップのサービス内容を「お店の前に張り出してください」。サービス内容が不明なので店の中に入りにくい。

私の場合、生ビール一杯無料サービスを受けるために、バカボンのパパと一緒にもてなすくんがカバンにぶら下がっています。探してください。よく出没場所は京都駅・地下鉄東山駅。
京野菜のひとつである「山科なす」を実際山科で栽培している農家は1軒だけ。なかなか地元の本物が手に入ることはありません。



<2008年バージョン>
<山科は「もてなす君」
山科三条商店街で「もてなす」の写真を散歩がてら撮ってきました。まず、保育園のもてなす。

山科は「もてなす君」
お寺ももてなす。中から出てきたお坊さんに「写真を撮らせてもらいます」というと
「どうぞ どうぞ」

山科は「もてなす君」
普通の民家ももてなす

山科は「もてなす君」
チーズケーキで有名なローヌのもてなす。壁面一杯に30個くらい飾っています。ここが最大のポイントで、デジカメや携帯電話でたくさんの人が写真を撮っていました。

山科は「もてなす君」
ここが本部の酒屋さん。写真を撮らせてもらったお礼に缶ビールを購入。今、飲みながらブログ更新中。このごろ散歩の途中で酒を飲む習慣ができてしまった。


火曜日のズームイン朝で放映していた「もてなす君」を探しに山科商店街へ。「もてなす君」は山科駅前再開発事業10周年記念事業で作った「ゆるキャラ」で1個900円。紫色の風船(海水浴の浮き輪)300個のうち60個が盗まれたとされていますが、初めて見るマニアックなキャラ(なお、毎日新聞では900個作成し100個盗難と伝えています)。着ぐるみがあるかどうか知りません。また、盗まれても「なすすべがない」
聞いてみると、山科商店街で「わらじ市」(フリーマーケット)開催のころから「もてなす」が商店の軒を飾っていたそうです。
「もてなす」は「山科なす」に引っ掛けたネーミングですが、実際のところ、山科のどのあたりで「なすび」を作っているのでしょか?糠漬けで食べたことはありますが?
また、風船キャラに書かれている「まっせ」は何の意味?  (もてなし まっせ???)
山科区は、京都市内と認められず、大津市の藤尾や追分と連合して京都市へ編入運動をしていると聞いています。あと300年くらい経てば京都の市民権は得られると思いますよ。

<山科とわらじ>
山科といえば忠臣蔵の大石内蔵助が最初に出てきますが、意外と知られていないのが「わらじ」。フリーマーケットが「わらじ市」とネーミングされたのは、たぶんこれ!
山科本願寺を建立した蓮如が、全国各地をわらじ履きで歩き「足にはわらじひもの跡が残り、死ぬまで消えることがなかった」こと。

<本当の山科名物は?>
山科区民によると山科を代表するものは「祇園のホステス」、「犬のクソ」そして「おたんこなす」(大辞林:のろまな者やぼんやりしている者をののしっていう語。まぬけ。のろま。おたんちん。[類語] 馬鹿) 京都では「おたやん」の意味でしょうか?
毎年、私の家では「ぼけなす」が大豊作。ぼけなすの集まりですから。

<おたんこなす?>
山科で「おたんこなす」が採れるかどうかは知りません。「なすび」が有名なところですから、どこかで採れるのでしょう。しかし。この言葉の語源にはさまざまな説があります。「おしえてねドットコム」から
説1:江戸の新吉原(遊廓街)での言葉で、遊女達が嫌な客のことをこう呼んでいた。
 おたん=御短 ちん(珍)=こなす(小茄子) って意味
説2:出来そこないの茄子
説3:おたんこ=御団子が語源。だんごみたいに小さくって丸くなる
説4:アイヌの人々が食べた茄子の種類に「オタンコ」という名前の「なす」が語源


同じカテゴリー(京都)の記事画像
忍者京都迷宮殿
日本初
『京都嵐山』
「日本の夏~京都祇園祭り~」
伊根町の舟屋
冬の京都散策
同じカテゴリー(京都)の記事
 忍者京都迷宮殿 (2012-10-18 07:28)
 日本初 (2012-08-22 07:28)
 『京都嵐山』 (2012-08-05 07:28)
 「日本の夏~京都祇園祭り~」 (2011-07-22 07:28)
 伊根町の舟屋 (2010-12-22 07:28)
 冬の京都散策 (2009-12-18 07:28)
Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 京都
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。