2009年02月08日
ボールの神様は白峯神宮
今出川通りを歩いていると、ちらっと「京都サンガ」の名前。
京都サンガは、監督がウォーミングアップ中にアキレス腱を切断する情けないチームですが、地元ということで年1回は紫の西京極へ。
昨日は球技の神様「白峯神宮」へ。
ときどき、蹴鞠の練習風景を見るのですが、久しぶりに中に入ってみました。白峯神宮の社地は、蹴鞠の宗家・飛鳥井家屋敷の跡地ですから、ここにはボールの神様がいます。
<本殿?>
大学名や学校名が書かれたサッカーボール、ラグビーボール、バレーボール、ソフトボールなどが祀られています。
<蹴鞠(けまり)>
だれでも知っている「大化改新」。中大兄皇子が藤原鎌足と蹴鞠(けまり)を縁に非常に親密な仲になって、大化改新を成し遂げる有名な話。
蹴鞠は、リフティングとアシストの上手さを競う勝敗のないゲーム。平安末期の蹴鞠の名手は、清水寺の舞台の欄干上で鞠を蹴りながら何度も往復したといわれています。
<名水>
白峯神宮は名水でも有名な神社。枕草子にも出てくる「飛鳥井」。50mも離れていないのに全く味が異なる「潜龍井」のふたつの井戸があります。潜龍井は悪縁を断ち、災難除・病気平癒によいとされています。
京都の地下水は、京都盆地全体がひとつの地底湖と考えられていますから、水脈が異なるというのは不思議ですね。
当然、飲んでみましたが、何か違う程度。私は米と水の味はよくわかりません。
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
1
) │
京都
この記事へのコメント
なるほど・・・ボールの神社ですか・・・勉強に成りました。
Posted by MOMO-TARO at 2009年02月10日 11:17