2009年03月26日

玉の輿だよ婚活は!


京都新聞の記事に「勧修寺(かしゅうじ)に1カ月限定の土産物店」という記事が載っていました。
京都新聞の記事
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009032000051&genre=J1&area=K1J
土産物屋さんは4月19日までの午前10時-午後4時に営業。お酒も売っているようです。
この記事で気になったのは勧修寺が玉の輿伝説のルーツだということ。

<ウィキペディアでは江戸時代>
ウィキペディアによると、玉の輿(たまのこし)とは、「女性が金持ちの男性と結婚する事で、自分も裕福な立場になる事。男性が金持ちの女性と結婚する場合は、俗に「逆玉(ぎゃくたま)」と呼ばれる」
八百屋の娘が三代将軍徳川家光の側室となり、五代将軍徳川綱吉を産み、女性として最高位に登りつめたことが、玉の輿の語源はこのお玉だというのがウィキペディアの書き込み。

<今昔物語集は平安時代>
しかし、山科の勧修寺が玉の輿伝説の正統派と思われます。平安時代末期に編集された今昔物語集 巻22(本朝(日本)世俗部)にすでに記述があります。詳しい話は「純愛物語 勧修寺家と“玉の輿”」に丁寧にまとめられています。
話の内容は純愛美談ではなく、現代的に言うと「淫行」で大きな問題になります。
なお、主人公の藤原高藤の子孫、紫式部がこの二人の出会いを参考に源氏物語「明石の君」を書いたとされています。

純愛物語 勧修寺家と“玉の輿”リンク
なお、このブログオーナーにリンクのお願いコメントをいれたのですが、「投稿に失敗しました」のエラーメッセージで連絡は取れておりません。
http://sans-culotte.seesaa.net/article/34289040.html

婚活御利益は勧修寺
今週は勧修寺,宮道神社、隨心院という紫式部,小野小町ゆかりの神社やお寺を目標に徘徊です。途中で明智光秀のように竹槍で刺されないように注意して、最後は隨心院隣の「橘」の蕎麦ですね。
食後には醍醐寺の桜をちょこっと覗いてみますか?

婚活中の女性が勧修寺にお参りに行くと、何かいいことありますよ。
山科も「婚活御利益」をキーワードに売り出したらどうですか?


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 京都
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