2009年06月04日

リニアが来た(上海の交通はどうよ)

リニアが来た(上海の交通はどうよ)


ガイドさんが小型バスで出迎えてくれるわけではないので、公共交通機関を中心に移動。今日は観光の足になる乗り物編。

<リニアモーターカー(上海磁浮列車)>
今回、浦東国際空港から龍陽路への移動は往復ともにリニアモーターカーを使用。とにかく早い。空港から8分で市中に到着。その後は地下鉄で移動。下の写真は龍陽駅

リニアが来た(上海の交通はどうよ)

当日の航空券を見せると50元(750円)→40元(600円)で切符が買えるのですが、Eチッケトでしたから少し不安。しかし、Eチッケトを見せると(紙、携帯電話)どちらともOKでした。
時速420kmの表示写真はマニアのホームページに出ていますから、そちらを見ていただくとして、帰りの最高速度は数秒だけですが435km。陸上では最高記録の体験ができました。

リニアが来た(上海の交通はどうよ)

リニアが来た(上海の交通はどうよ)


中国入国直後、最高のパフォーマンスを見せるリニアですが「椅子」は安物。しかし、客室乗務員は美人。走行中は写真のように直立不動。
終点(出発)の龍陽路(ロンジンロ)にはリニアの博物館がありますけれども客はまばら。上海見物の中国人に人気スポットのようです。また、マクドナルドしかしっかりした店はなく、現在のところ、時間調整ができる場所ではありません。
もっと安くしたければ市内へはシャトルバス(20元程度)もありますよ。
なお、新リニア建設にあたり上海周辺の反対運動(低周波公害)は調べることができませんでした。情報があれば教えてください。

リニアが来た(上海の交通はどうよ)

<地下鉄>
リニアの龍陽路には地下鉄2号線が接続していますから、2号線近く(上海市の中心を通る東西線みたいな路線)にホテルに宿泊する場合は地下鉄移動が楽ですね。万博を意識して案内標識も作られていますから、日本人にも大丈夫。開通して間のない路線が多く駅も車内もきれい。
中国の地下鉄には日本以上の設備がひとつ。プラットホームには液晶テレビが釣り下がり、車内にも液晶テレビ(上の写真)があり、言葉がわからなくても少しの時間つぶしができるようになっています。

リニアが来た(上海の交通はどうよ)

なお、地下鉄の運転は夜10時30分ごろが最終電車になりますから、毎日夜遅く帰りますので、この場合はタクシー。なお、交通カード(100元のICカード、最初はカード料として+20元。地下鉄構内のインフォメーションで買えます)は地下鉄だけではなくタクシーにも使えます。

リニアが来た(上海の交通はどうよ)

<タクシー>
上海のタクシーは郊外に大工場を持つフォルクスワーゲンの「サンタナ」が主流。安く故障が少ないことから好評です。しかし、車公害の元凶にもなっています。
タクシーの客席にも液晶パネル(上の写真)あり、ここのコンテンツは広告が主体。当初、日本の大手広告代理店が持ち込んだ企画でしたが、タクシー会社の数が多すぎて、結局、企画倒れ。そのアイディアを中国人が粘り強く商品化して、現在は大金持ち。

上海市を東西に分ける黄浦洪右岸(人民広場や豫園のある場所)から浦東(プートン)に行く場合、タクシー運転手が浦東の地理に詳しくない人が多い(乗った確率3/3でウロウロ)。英語は通じないし、こちら側も道には詳しくない。万博会場は浦東ですから、ホテルのカードはお忘れなく。タクシー運転手は無星から★5個までランキング(実際に流しで拾えるのは★★★)されているのですが、★★★のタクシーでも宿泊ホテル探しに一苦労。

<バス>
バスの始発時間は決まっているのですが、渋滞のためバス停に時刻表は記載されていませんから、日本人が使うのは難しいと思います。バスをよく利用している中国人に聞くと、工事の関係でバス停がたびたび変わり、中国人でもバスを使うことは難しいといっています。心構えは「バスがくるのを、じっと我慢して待つ」。

タグ :上海交通

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 海外&中国
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