2009年06月06日
昼ごはんでっせ(上海の中華料理)
上海から帰るとよく聞かれる言葉は
「本場の中華はどうでしたか?」
必ずこう答えます。
「餃子の王将が上ですよ」
ここではサラリーマンがふらっと入る感覚の食事を紹介。
<麺類・ショウロンポウ>
外灘(ワイタン)の少し高級の麺屋さんで1食だけ。上海に住む日本人には好評で行列店。外灘の高級サラリーマンの昼飯用。もっと安く美味しい店はたくさんあると思いますよ。
価格帯は8~12元(120~180円)。
写真はチャーシュー麺(12元:180円)、冷麺(本日のお勧め7元:105円)、ショウロンポウ(7元:105円)
チャーシュー麺は厚切り焼き豚が別皿になっており上海風。麺の量は多く、ラーメン「藤」の麺に似ています。感覚的には日本の並と大盛の中間の量。中華のスープは期待しないのが常識で、当然レンゲはついていません。
以前、香港でスープを飲んでいると「日本人はスープを飲むのか?」と笑われたことがありますよ。
冷麺の麺はうどんの感じで、トッピングは豚肉の味噌炒め。味は少し甘めの上海風。これは「本日のお勧め」ですから定番メニュー(または安くしている)ではないようです。
ショウロンポウは6個で7元ですから、近所の豫園よりも安い。
<美味しく安い目印はこれ>
だれに聞いても答えはひとつ「朝6時からオープンしている店」。
朝6時から客が毎日来るのですから、不味(まず)く高いわけがありません。喫茶店代わりに入った6:00から開店している店では焼きマントウ(写真)、焼きショウロンポウともに4個で4元(60円)。普通のショウロンポウとは異なり、外側の生地はパンに近い。
<呉江路はどうよ>
最近、ガイドブックに載っている「呉江路」。上海人に聞いても名前は知らないし、地図を見せると「この道が有名なの?」。しかし、私は観光客ですから、行ってみましたが100~200mに渡り小さなお店が並んでいるだけ。それでも、観光客は4個10元の焼きショウロンポウの店に行列。豫園のショウロンポウも同じで、上海人は口を揃えて「味は普通、しかし、高い」。
<毒入りギョーザ>
昨年、日本をパニックに陥れた「毒入りギョーザ」。中国人もこの事件はよく知っていて、食品の安全性には大変気を使っています。特に、アメリカや日本に留学し帰国した人にとっては、中国国内で大きな事件となった「メラミン入り牛乳」、「抗生物質漬けの上海蟹」等、自国の食に対する安全性や信頼度は低いと考えています。
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:31
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