2009年07月02日

グリーン購入研修会

グリーン購入研修会


6月26日、グリーン購入研修会(主催:滋賀県・滋賀グリーン購入ネットワーク(滋賀GDP))が開催されました。内容は基礎研修会とステップアップ講座。西日本技術コンサルタントは滋賀GDPの登録事業者で、今回は総務部長がSTEP2の「報告者」として参加

グリーン購入研修会

滋賀県立大学の学長補佐・滋賀GPN代表幹事の話は結構面白かったですね。改めて環境法関連年表を見ると「公害」が定められてから100年以上たつのですね。

<社内の取り組み>
グリーン購入比率は、社外調達の指標としてISO14001(環境)の環境目標として設定しています。グリーン購入ネットワークの会員になる前から取り組んでいた指標ですが、当初、エコ製品の種類が少ない上に、値段も高く指標管理について疑問が出た時期もありました。
最近はグリーン商品の種類も増え値段も落ち着いてきました。

グリーン購入が求められない
自治体からグリーン購入が求められないことが、しばしば起こります。環境省のアンケート調査結果でも、政令指定都市・都道府県と町村の温度差が大きいことを示しています。自治体の取り組みの差は、私たちにとって混乱を生じされることもしばしば。

グリーン購入比率は低いのですが
国や滋賀県が公表している紙・文具・OA製品・制服等のグリーン購入比率は軒並み98%を超える品目が並んでいます。また、GPプラン滋賀登録事業者のチェックシートによる「チャレンジ度」ランキングでは下位に低迷しています。

しかし、西日本技術コンサルタントの文具等のグリーン購入比率は33%で、下位に甘んじています。日常的に使用する紙・文房具・事務用品はすべてエコ商品ですし、新商品については納入業者も含めて細かく調査を行っています。なぜでしょう?

計算ルールが違います。他の事業所では次の計算方法を採用します。
グリーン購入率=環境対応(グリーン)製品購入実績額/環境対応(グリーン)製品購入対象額

私たち西日本技術は総文具購入金額を分母にして計算しますが、発売されている環境対応(グリーン)製品を分母に取れば、グリーン購入比率は100%近くになります。

<グリーン購入者の視点>
なぜ、私たちは総文具購入金額を分母にとるのか?
発表されているグリーン製品を分母にとれば高い数値が得られるのですが、私たちは
グリーン購入者の視点を考えています。

需要者ニーズを確実にメーカーに届けるためには、すべての紙・文具・OA製品・制服等を対象にグリーン購入指標を算出して、その結果を代理店や商社を通して、メーカーにグリーン製品の開発を求めて行くのがグリーン購入者の視点ではないかと考えています。
すなわち、これだけグリーン購入したと第三者に伝えるのではなく、ISO14001(環境)的にいうと「外部コミュニケーション」を重視しているのです。


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 環境
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