2009年09月21日
今年流行のアースカラー??
<今年流行のアースカラー??>
色はすごくキレイに見ますが...
実は大腸菌群数(MPN)の検査をするための滅菌された培地が入っています。
河川水などの水をこの試験管の中に加えて、
一定の温度にして菌が増えやすい状態を作ってあげます。
そして約2日後、泡がダーラム管(逆さに入った小さい試験管)に出ているかどうかを目で見て検査します。
この泡は、培地に含まれる乳糖を菌が分解するときに作り出しています。
そのため、試験管の中にいることがわかるのです!
ですが、この泡が産生すると嫌なにおいがするので、嫌われものです。
<大腸菌群数(MPN)とは??>
インターネットで調べてみると、河川水ではし尿汚染の指標として使われているそうです。
しかし、自然界にも存在するため一概には言い切れないそうです。
<大腸菌群数(MPN)を検査するとどんなことがわかるのでしょうか??>
自然界にもたくさん存在しているので、試験管の中に泡が出ているということだけでは何もおかしいところはありません。
ですが、過去の結果と照らし合わせてみることで、
過去の検査結果よりも今回の数が増加していたもしくは減少していたならば、
何かの汚染もしくは環境の変化があったと考えられます。
過去の積み重ねは大切ですね。
大腸菌群数(MPN)だけでなく他の検査でも一緒です。
どんな要因で環境が変化したのかをわかりやすくするために、いろんな検査項目があるのです。
環境分析部:自称A型白衣っ子 M .K
Posted by
西日本技術の環境調査員
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08:30
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環境