2009年10月04日
だんじり祭り
<岸和田の秋祭り>
シルバーウィーク中に岸和田の秋祭り『だんじり祭り』がありました。
毎年、秋祭りというのに残暑が厳しく真夏日のような暑さの中でしたが、今年は天候にも恵まれ、最高のコンディションで行われました。
岸和田のたんじり祭り=喧嘩祭りといわれますがなぜそう呼ばれるのかというと、自分の町のだんじりが一番で誰にも負けないという意地の張り合いみたいになって喧嘩が起こってしまいます。どこかのお祭りで、山車(お神輿)等をぶつけ合うお祭りを喧嘩祭りというらしいですが、岸和田のだんじり祭りは決してだんじりをぶつけ合うことはありません。
だんじり祭りは、2日間あり、1日目のメインは午後から行われるパレードで各町のだんじりが岸和田駅前で順番にクラッカーを打ち上げ、青年団の団長を胴上げします。各町さまざまな演出が行われ、ギャラリーを盛り上げます。中には、だんじりの屋根から団長の名前の入った垂れ幕を垂らしたり、屋根の上からタオルや記念品のようなものをギャラリーに投げたりします。ギャラリーは戦後の子供たちのような状態(Give me chocolate!)になってしまいます。当然駅前は人で溢れかえっています。全町のだんじりが見ることができますが、人ごみが嫌いな人にはおすすめできない見物スポットです。
2日目のメインは、宮入です。神社にだんじりを持っていき、一年の豊作を願い祈祷してもらいます。そもそもだんじり祭りというお祭りは五穀豊穣を願い始まったとされています。
9月に行われるだんじり祭りは2箇所の神社があり、1つ目は、岸和田城のところにある岸城神社に行きます。2つ目は、岸和田駅の近くにあります天神宮です。
だんじりの台数が多く人が多いほうは、岸城神社のほうです。こちらの場所は、岸和田市役所前のこなから坂という坂を駆け上がり、のぼりきったところをやりまわし(曲がり角を走って曲がることをいう)をして走りぬけます。だんじりを曳いてる人たちは、ここ一番の馬力と根性が必要です。ここでお勧めの見物スポットはちょうど坂のぼりきって曲がっていく場所がベストですが、場所取り競争に勝たなければなりません。だんじりの迫力を見たいのであれば、がんばって場所を勝ち取ってください。だんじりを近くでみたいのであれば、岸和田城のお堀の回りにいてれば、多くのだんじりを見ることができます。
天神宮のほうでは、人が少ないとはいえ毎年見物客が増えているらしく混雑してるようです。ここでは、場所取り等がなく、好きなところにいけます。見所は神社に入っていくまえのやりまわしです。ここには坂などないため、とても速いやりまわしが見れます。
なかなか、だんじり祭りのすべてを伝えることができませんが、一度見に来てもらえるとだんじり祭りというものをわかってもらえると思います。
大阪事務所 技術課 :祭花にあこがれる男
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
08:28
│Comments(
1
) │
イベント
この記事へのコメント
よくテレビでやってますが、角を曲がる時、家を壊したり人が死んだりと、派手なパフォーマンスが売りなんですね。
どれだけ家を壊したかも、きっと競争してるのでしょうし、だんじりで死ねば華で、英雄になるみたいな。
今の時代に、そんな何でもアリなお祭りが見られるのは、きっと岸和田だけでしょう。
一度、街を壊しまくるだんじりを、生で見てみたいです。
現代のゴジラだ!
どれだけ家を壊したかも、きっと競争してるのでしょうし、だんじりで死ねば華で、英雄になるみたいな。
今の時代に、そんな何でもアリなお祭りが見られるのは、きっと岸和田だけでしょう。
一度、街を壊しまくるだんじりを、生で見てみたいです。
現代のゴジラだ!
Posted by 一度見てみたい at 2009年10月04日 12:57