2010年01月19日
シックハウス症候群
シックハウス症候群という名前を聞いたことがありますか?
シックハウス症候群とは住居内での室内空気汚染に由来する様々な健康障害の総称です。近年、住宅の新築や改装工事後、健康障害を引き起こすシックハウス症候群が問題となっています。
住宅の高気密・高断熱化の為に化学物質を含有した建材を多く用いることなどにより、室内空気が化学物質などにより汚染されてしまうことがあります。化学物質による室内空気の汚染は、健康を害する一因となります。
新築後入居したら頭痛がする、外出先から家に入ると目がチカチカする、といった症状はありませんか?そのような症状があれば室内空気がシックハウス症候群の原因となる化学物質に汚染されている可能性があります。
シックハウス症候群の原因
・住宅を建てる時に使用される建材から揮発する化学物質
・カーテン、じゅうたん、家具などから揮発する化学物質
・芳香剤、消臭剤、防虫剤などの日常生活用品
・ダニ、カビ
シックハウス症候群の症状
倦怠感、目まい、頭痛、吐き気、湿疹、喉の痛み、平衡感覚の失調、呼吸器疾患など
症状は個人差が大きく、本人にしか自覚できない症状が多いことが特徴
私たちの日々暮らす住環境をより良い状態に保つことは非常に大切なことです。上記のような症状を感じ、もしかしたら・・・と思ったら、原因特定の為にまずは室内のシックハウス調査を検討してみてはいかがでしょうか。
<シックハウス症候群の原因となる化学物質を分析する機器>
環境分析部:愛知っ子
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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環境