2010年01月18日
「ジオパーク」って何?
あまり聞きなれない言葉ですが?
言葉の通り、「ジオ」は地球・土地、「パーク」は公園・遊園地。
「ジオパーク」とは、科学的に見て特別に重要で、貴重、あるいは美しい化石、岩石、地形、火山、断層、温泉などの地質遺産を複数含む一種の自然公園のことです。
当該地の山陰海岸ジオパーク(鳥取県湖山池~京都府京丹後市までの東西110km)は、このたび「世界ジオパークネットワーク」へ加盟申請を行い、世界ジオパークの認定を目指すこと、および、山陰海岸ジオパーク構想の実現に向けて活動が行われています。
山陰海岸ジオパーク構想は、この地形・地質の貴重な遺産を地域住民、行政、民間企業が協働して保全し、地域経済の活性化と環境保全・教育の推進を図ることを目的としています。
この風景から連想できる言葉は「荒波」「演歌」「日本酒」「かに」・・・をイメージしてしまいますが、当該地へ訪れて、自然の力が造り出した山陰海岸の地質遺産を眺めて見ては如何でしょうか?
多分、「かに」を食べながらになるでしょう。
現在、世界で60箇所程度が認定を受け、「世界ジオパークネットワーク」に加盟しており、国内では、「洞爺湖有珠山」、「糸魚川」、「島原半島」の3地域が加盟しています。
また、「日本ジオパーク」には、「南アルプス」、「室戸」などが認定されています。
営業部:福・知・山
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西日本技術の環境調査員
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07:28
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環境