2010年08月09日
「ここには、海にもっとも近い家がある」
京都の北部に位置し、東から北側にかけては日本海に面したところに、豊な緑と、雄大な水面をもつ大海がある「のどかな漁村山村地域」があります。
海に沿って建てられた民家の大半が、山が迫り広い敷地が確保できない土地ならではの海面ギリギリに建築されていて、1階部分は「船のガレージ」とも言うべき船着場や作業場があり、出漁の準備・漁具の手入れ・魚干物の乾燥や農産物の置き場などに利用され、2階部分は住居になっているようです。
この海を取り囲むように200数軒の家が町並みを形成して、沿岸の漁業に適した海にもっとも近く機能的な構造となっている。
このように、生活していく上で生まれた先人の知恵による建築物ですが、見かたによってはとてもオシャレな感じがしないこともなく、海上交通が発達したヴェニスの様にも見えてきませんか?
もしや、「東洋(日本)のヴェニス」では??? 少し大げさすぎましたか。
営業部:京の防人
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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