2010年11月04日

式年遷宮記念神宮美術館


私は、陶芸や伝統工芸が大好きで、展示があると、よく見に出かけます。

作品を見る時、 「素晴しい作品」か 「欲しい作品」 (実際には、買えませんが)かを基準に見ていることに、最近、気づきました。
先日、企画展「神宮奉納美術―心とかたち―Ⅵ」伝統工芸の作家(1)陶芸に行ってきました。

式年遷宮に奉賛された美術・工芸家を顕彰する企画展の6回目。
奉納作品を中心に作家の代表作や近作などを展示して、神宮崇敬・遷宮奉賛の「心とかたち」を明らかにする今回の展示は、伝統工芸の作家(1)と題して、24名の陶芸作家を紹介しています。このような素晴しい作品を一堂に、見られる機会は、なかなかありません。欲しいと思える作品が何点もありました。

【日本工芸会を中心に活躍の重要無形文化財保持者、いわゆる「人間国宝」に認定されている22名の陶芸家】
色絵磁器―富本憲吉・十三代代今泉今右衛門・十四代酒井田柿右衛門
鉄釉陶器―清水卯一・原清
民芸陶器(縄文象嵌)―島岡達三
備前焼―藤原啓・山本陶秀・藤原雄・伊勢﨑淳
萩焼―三輪壽雪(十一代休雪)式年遷宮記念神宮美術館
琉球陶器―金城次郎
三彩―加藤卓男
青磁―三浦小平二・中島宏
常滑焼(急須)―三代山田常山
無名異焼―五代伊藤赤水
白磁・青白磁―塚本快示
練上手―松井康成
白磁―井上萬二
彩釉磁器―三代德田八十吉
釉裏金彩―吉田美統

【日本藝術院会員で日展を中心に活躍し、代々続く窯を継承している2名の陶芸家】
大樋焼―十代大樋長左衛門(大樋年朗)
唐津焼―中里逢庵

式年遷宮記念神宮美術館伊勢神宮内宮近くの猿田彦神社の境内には、小坡(ショウハ)美術館(伊勢出身の日本画家、伊藤小坡の作品展示)があります。また、皇學館の近くには、神宮徴古館・神宮美術館・神宮農業館(それぞれの建物や庭園・神宮に関わる展示が凄い)があります。
伊勢参りの折には、是非、寄って見てください。




                                   三重事務所:伝統工芸大好き子

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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:28 │Comments( 0 ) 三重
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