2010年12月06日
風力発電のその後
今年の夏はとっても暑かったと言うのは、過去の話になってしまいましたが、その頃にぶらりと通りかかった所で風車を見つけました。
お地蔵さんも「いつも、動かずに、じっと座って居られる」ので、暑い時は風車が扇風機の代わりをしている様にも見えてきます。
その風車を使った風力発電が、各地で問題になって来ている様です。
国が新しいエネルギーを導入するために自治体に半分補助金を出して進められてきた施策が、「赤字」に陥っています。
自治体によっては、年間1千万円~6千万円の赤字が財政を圧迫しているようです。
「風が吹かない」「風向きが変わった」「複数機の風車が干渉し合う」「落雷で故障」「維持管理が高い」等が、赤字の主な理由になっています。
そもそも、自治体単独で事業を進めていたのなら、果たしてこの施設を造っていたのでしょうか?
補助金が有ったから造られた様に思えます。
写真の場所には計6基の風車があり、工事費は15億円も掛かっています。
現在、エコエネルギーとして進められている、他の太陽光、バイオマス、水力などは、いかがなものでしょう。
良いことは分かりますが、これだけ経費が掛かると実用化は???
京の防人
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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環境