2011年01月22日
モンスター?
毎年恒例となっている、学生時代のゼミの新年会に出席するために、大阪まで向かうJRでの出来事。
正月休みの、1月3日ということもあって、午後3時頃の電車にしては結構混んでいた。
「京都からは座れるかな」と思いながら、ドア近くの4人掛席の前に立っていることにした。
4人掛け席には、親子(40歳ぐらいの父親と中学生の男の子)と年配のご婦人とカバンが一つ置いてありました。
カバンは親子のものらしく、結構立っている人がいる中で、退けるように息子に注意しないのもどうかと思っていたのですが。
京都駅で、ご婦人が席を立ち、私が座ろうとしたその時、
父親が
「すみません、この場所、取っています。家族が乗ってきます。」と
その瞬間、私のポットは沸点に達し
「人がいっぱい立ってる中で、カバンで場所取りなんて間違ってると思わんのか?」と言ってしまいました。
そこに、その家族の奥さんと、娘さん(小学生)が乗り込んできて
「あれ、場所取れてへんの?」の一言。
旦那は、困った顔をしていました。
日本の公衆道徳は何処へ?
新年会で、この話をすると、高校の先生が、
「そんな、自分の子どものことしか考えへん親、一杯おるよ。いわゆるモンスターペアレントさ。」
「そのくせ、大事なことは他人(学校)任せやし。」
「今の時期やったら、大学入試の願書も、全部チェックせなあかんねんでー」
「鉛筆で薄く下書きして持ってきなさいて、小学生の年賀状か」
そういえば、おじさんも採用試験の面接で、履歴書の書き方があまりにひどくって、学生にアドバイスしたことを思い出します。
「提出する前に学校の先生か、親か誰かに見てもらいなさい。」と
考えてみるとへんな話。
自分の頃は、そんなチェック、言われたことも、頼んだ憶えもないのに。
おじさんも、自分の子どもの教育について、また父親としてのあり方について考えさせられました。
大阪駅で降りるとき、父親が、ボソッと一言
「すみませんでした。」と言ってくれたのが、救いですかね。
チョイ「悪」おやじ
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
0
) │
暮らし