2011年07月15日
社会全体での節電方法
現在、祇園祭真っ只中、今日は宵々山ですか。今年は梅雨入りが早かった分、梅雨明けも早いんでしょうか。これがアップされるころには梅雨も明けていると思いますが、本格的に夏を迎えるにあたって、少し電力事情が心配です。
わが関西でも、関西電力は15%を節電目標に掲げており、我が家にも節電依頼のはがきが来ました。内容は一般的なエアコン、冷蔵庫といった節電方法のチェックリストでした。
もともと我が家ではエアコンも年数回しか使用しないのうえ、冷蔵庫の設定は弱です。できることといえば、炊飯器をタイマーで早朝にまとめて炊き、冷蔵庫に保存するくらいです。25Wの節約だそうです。これが一時間あたりなのか、一日なのかわかりませんが。。。
最近のエコブームの流れから、「節電には協力してもよいが、ほとんどやっている」という人も多いのではないでしょうか。そこで、家庭でできる目に見えない節電として、水道の節水を提案させてもらいます。
水道事業というのは、ポンプ等の動力を多く使って水を高いところに上げたり、浄水処理をしているため、意外と電力を使用しているのです。
具体的にウチで何をしているかというと、
・風呂の貯水量を80%程度にする。(40ℓ/日)
・洗い物は桶に水を貯めてする。(10ℓ/日くらい?)
・トイレをまとめて流す。(20ℓ/日)
もっぱら子供が行った後に自分もする感じです。
子供が小さい時だけですね(笑)
・洗濯物に風呂の水を再利用(30ℓ/2日=15ℓ/日)
洗い、すすぎ1、すすぎ2とありまして、全てを風呂水で行うようにしました。
以上、全て足すと85ℓ/日×30日=2,550ℓ月に節水している計算になります。
わが市では、水1㎥あたりの使用電力量は、だいたい1.10kw/㎥です。(都市にもよりますが、だいたい0.5~1.5 kw/㎥くらいではないでしょうか?)したがって、約2.8kw/月(約95w/日)の節電に相当します。少なめに計算したので、実際はもっといっていると思いますが。
このように、節水することで電気料金は下がらないものの、社会全体での節電が可能となります(水道料金は多少下がるが我が家はいつも基本料金…)。
そのほか、お金はかかりますが、①マイホームに太陽光発電を設置する、②オール電化をやめてガスも導入する、③節電家電に買い換える、などがあります。
経済効果も期待できそうなので、ブルジョアのかたはこの際ですから日本のためにご検討ください。
上下水道課:憂いのジプシー
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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