2008年06月10日

平成の名水百選(滋賀)


<平成の名水百選>
北海道洞爺湖サミット開催に合せ、環境省から平成の名水百選が発表されました。滋賀県から、「針江の生水(しょうず)」(高島市新旭町針江)、「居醒(いさめ)の清水」(米原市醒井)、「堂来清水(しょうず)」(長浜市高山町)、「山比古湧水」(愛荘町松尾寺)の4カ所が選ばれています。京都府から、舞鶴市 大杉の清水(湧水)▽舞鶴市 真名井の清水(湧水)▽井手町 玉川(河川)が選ばれています。写真は滋賀県のホームページ

<名水百選>
この募集は当初、「新・名水百選」として募集され、府県の推薦を得て平成の名水百選調査検討委員会で決定されたものです。水環境保全の一層の推進を図ることを目的に、地域の生活に溶け込んでいる清澄な水や水環境のなかで、特に、地域住民等による主体的かつ持続的な水環境の保全活動が行われているものを、85年の「名水百選」に加え、新たな名水として選定したとしています。

<地元の努力が報われた>
したがって、今回の「平成の名水百選」は水質が中心に選ばれた「名水百選」と異なり、地域との係わり合いや活動が評価の対象になっています。これは選ばれた地元の人たちの活動の評価ですから、これからも水源の保全にがんばってください。

<滋賀の名水>
滋賀県は名水百選、平成の名水百選ともに伊吹山を背景とする彦根市、米原市、米原市が強いですね。名水百選には米原市大清水の泉神社湧水、彦根市西今町の十王村の水が選ばれていますから、滋賀県の水を代表する地域と言えます。

<高島市新旭の針江>
今回、選ばれた名水のうち、「針江の生水(しょうず)」は、思い出のある水で、入社まもなく数年間は、新旭の針江、藁園、太田、深溝で水道工事の現場管理の仕事をしていました。特に、通称「針江の交差点」の水道工事では砂地で湧水が多く、通常の5倍程度の時間がかかった気がします。しかし、この工事中、掘削機のバケツの中に土砂とともに、うなぎ等の魚が入り、おばさんが土砂と魚を分けて、毎日バケツ3杯の大漁。現場宿舎の晩御飯のおかずにしていました。道路工事で魚を獲った経験は、これ以降もありません。


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:31 │Comments( 0 ) 水道
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