2008年08月04日
滋賀県公害防止条例って何?
8月1日から改正された滋賀県公害防止条例が施行されています。会社の「土壌・地下水調査チーム」の人たちはダイレクトメールの手配をしたり、お客さんの会社に説明に行ったりして忙しそう。それを見ていた「崖の下のプニョ」を歌う鳥さんと近所の泥亀さんの会話です。
鳥「そもそも滋賀県公害防止条例の改正の目的はなに?亀さんの居場所が汚れるから?」
亀「地下水汚染の未然防止と汚染の早期発見。まず、滋賀県が水を大切にということで、日本で最初に始めた」
鳥「どじょう汚染って毒入り餃子みたいなもの?ちか(知価)水汚染は堺屋太一が言ってたこと?どうしよう」
亀「魚のドジョウではなくて土壌。知価ではなく地下。鳥さんはアホかリコウかどっち?」
鳥「バカボンのパパに近い。ところで土壌汚染と地下水汚染はどう違うの?」
亀「汚染物質が土にくっついているのが土壌汚染、水に溶け出しているのが地下水汚染。地下水は少し流れているので汚染が広がりやすい」
鳥「だれが対象になるの?」
亀「まず、使用している化学物質から調べて、条例の対象かどうか判断する」
鳥「もし、対象になったら何から始めるの?」
亀「調査計画を立てて、井戸掘り」
鳥「どんな流れで調査するの?」
亀「会社のホームページに出ている」
鳥「何のために(観測)井戸を掘るの?」
亀「事故で地下水が汚染されると大変なので、敷地内の井戸で汚染を監視するため」
鳥「いつまでに調査するの?」
亀「既存の事業所は、来年の7月31日までに地下水の水質調査の報告を滋賀県に届けること」
鳥「この調査で難しいことは何?」
亀「調査の精度を高めるために昔の資料を探すけど、同じ敷地内で工場が建替えられて場所が確実でなかったり、パイプの深さが不明だったりして結構たいへん」
鳥「こんな面倒くさいこと、だれに聞いたらいいの?」
亀「会社で一番お酒の強いおじさんか、毎日2時間かけてニコニコ通勤しているおじさん。それに北大津高校の野球部をこよなく愛するおじさん」
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:31
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