2008年08月07日

追悼 赤塚不二夫

赤塚不二夫さんが亡くなりました。本日10時から告別式。長い間、彼の漫画を見ていると思考形態にも大きな影響を与えます。このブログキャラも、「天才バカボン」に登場する「べし」と同じ動かないキャラとして設定されています。このブログ開始直後のキャラは「ちびた」のおでんを(5月12日)持っていました。
お線香をあげる代わりに、赤塚不二夫公式ホームページの《夏です べしすくい》をお楽しみください。故人もきっと喜ぶでしょう。

<脇役が主役>
赤塚不二夫作品の面白いところは作品のタイトル名が必ずしも主役ではないことです。
代表例は「天才バカボン」でこの主役は「バカボンのパパ」です。また、「もーれつア太郎」の主役は「ニャロメ」であり「目玉のつながったおまわりさん」、「おそ松くん」にいたっては「イヤミ」と「チビ太」です。もっとも、「おそ松くん」は同じ顔の六子ですから、主役は無理ですよね。

以下の文章はあるブログに2月末に掲載したもので、編集に関った人たちの現在の様子です。「ニャロメ2008」(日曜日にアクセスされた方はスキップ)とあわせて、どうぞ。

<少年サンデーと少年マガジンが合体>
創刊50周年を記念して少年サンデーと少年マガジンが合体。4月から半年間、毎月2回新しい雑誌を増刊号として発行。これって多少予感がありました。昨年10月末、天才バカボン誕生40周年記念「天才バカボン THE BEST」が小学館と講談社から同時に発行しています。バカボンの親父の顔が正面から見て左向きが小学館、右向きが講談社です。
当時の小学館の「タケイ」記者と講談社の「イガラシ(デガラシ、バカラシ)」記者がお互いライバル出版社の本に登場しています。
 現在、武居さんは野菜つくりと絵画と執筆活動。五十嵐さんは講談社の漫画部門担当の常務取締役。
天才バカボンの著者「赤塚不二夫」が取り持つ少年サンデーと少年マガジンの合体です。

<少年ジャンプがマイナーな時代>
 天才バカボン全盛時は2強時代。少年マガジンは「天才バカボン」、「ウルトラマン」、「巨人の星」が人気の中心。これに対して少年サンデーは「天才バカボン」を少年マガジンから引き抜いて「おそ松くん」、「もーれつア太郎」の赤塚不二夫の3本柱で対抗。当時の少年ジャンプはジャリ相手のマンガ。
 ここで挙げた漫画のタイトルは、すべてパチンコの機種に登場。パチンコ屋の導入機種を見てふらりと店に立ち寄る。未だに、少年サンデーと少年マガジンから抜けきれない「おやじ」です。

PS>
17日13時からBSハイビジョンで「赤塚不二夫」が再放送。3月16日に放映されたものです。なお、民放には追悼番組の予定はありません。
最後に「これでいいのだ


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Posted by 西日本技術の環境調査員 at 07:31 │Comments( 0 ) 滋賀
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