2009年12月14日
伊賀と松尾芭蕉と上水道
少し前になりますが三重県伊賀市の上野公園に紅葉を見に行きました。(曇ってはいましたが・・・とほほ)紅葉はちょうど見ごろの時期でしたので赤々ときれいに色づいていました。「ほんま、ええな~。もみじの赤、心奪われます。」
上野城の西側には日本一高いといわれる高さ15間の高石垣が構築してあり、その景観はとても見事なものでした。慶長13年、伊賀・伊勢両国の領主となった藤堂高虎が、徳川家康の秘命を受けて慶長16年の春、豊臣家討滅戦に備え、上野城と津城の大改修に着手したときのものだそうです。
そして三重県伊賀上野と言えば忍者屋敷!大人気!ちっちゃな忍者がたくさんいました。(どうも、子供用の忍者服をレンタルしていたそうです。)とても、かわいかったです。
そして三重県伊賀上野と言えば三重県伊賀市出身、松尾芭蕉!
東京都文京区関口地内に元禄の俳聖と呼ばれた松尾芭蕉が住んでいた家の跡である「関口芭蕉庵」という遺跡があり、この近くに上水道として最も古い神田上水の取水口である「神田上水取水口大洗堰跡」があり説明板が立っています。これによりますと江戸時代の上水道はここに築かれた堰で取水して水路に流され送水されていたとあります。意外にもこの工事には松尾芭蕉も参加していたらしいのです。
旅をして楽しんで歴史を知ることで関係のなさそうものが交わるとき、とても興味をかきたてられるものですね。いいもんです。
三重事務所:S.K二世
Posted by
西日本技術の環境調査員
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07:28
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