2010年07月15日
抹茶のおはなし2
『抹茶の濃茶と薄茶のこと知っていますか?』
前回は、抹茶ができるまでの工程を記載しましたので、今回は、濃茶と薄茶について、紹介します。
抹茶の粒子が、数ミクロンという極めて小さい粒子なので、お湯を注いだだけでは混ざりません。茶筅(ちゃせん)で攪拌(かくはん)して混ぜます。お茶用語では、濃茶は「練る(ねる)」、薄茶は「点てる(たてる)」と呼ばれます。
作り方① 濃 茶
濃茶は、多めの抹茶を少量の湯で濃く練ります。
濃茶の分量は、一人当たり約3.75g(茶杓に山盛り3杓ほど)と
され、掛ける人数分が濃茶の分量。湯の量は一人が3口半で
飲める量が適当とされ、摂氏90度近い湯で練り始め、飲みころ
は60度前後。濃茶は一度に適量の湯を注がず、少量の湯で練り、旨味成分を十分に引き
出した後に、もう一度湯を注いで飲みやすい濃さに、調整します。濃茶を練るには、熟練が
不可欠となります。
作り方② 薄 茶
薄茶は、少量の抹茶に多めの湯を注ぎ点てます。
薄茶の分量は、一人当たり約1.87g(茶杓に山盛り1杓半ほど)と
され、湯の量は一人が60ml前後、摂氏80度前後。
味わい 旨味や苦味といった抹茶の味を決める主要な成分は、茶葉特有の旨味成分のテアニン、覚醒作用のあるカフェイン、渋味のカテキン類です。濃茶は、香味が強く、また苦味や渋味も感じやすいので、テアニンが豊富で旨味の強く、渋味となるカテキン類の少ない抹茶が用いられます。また、薄茶には、心地よい苦味で爽快感を感じられるくらいの渋味のカテキン類を含んだものが選ばれています。
一般に、甘味処で出されている薄茶は、泡立てられたのもが、主流となっています。同じ抹茶を使って薄茶を点てた場合、泡の細かいほうが、まろやかに感じます。これは泡のなかにタンニン(渋味となる成分)が、閉じ込められ、茶の液に旨味が多く残るためと考えられています。茶葉には泡を立てやすくする界面活性作用のサポニンと、泡を安定させる水溶性ペクチンなどの成分が含まれているからで、優しい飲み口となります。
いろいろな銘柄の抹茶が、販売されています。飲み比べたい時は、あまり泡立てず、左写真のように、泡に池ができるほどに点てると、本来の抹茶の味を味わうことが出来ます。
三重事務所 抹茶大好き茶くらい
☆タイ料理☆
『デコポン』vs『20世紀梨』
『 秋だ 刀だ? 魚だ! そうだ 秋刀魚だ・・ 』
『 伊勢ひじきを食す 煮付け サラダ どっち? 』
勝手に○○ランキング
スイカ 美味しくいただきました。
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Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
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