2011年06月11日
超写実主義
テレビのドキュメンタリー番組で、超写実主義という言葉を知りました。
絵画のひとつのジャンル、もしくは技法ということになるのでしょうか。
簡単言うと、限りなくリアルに描くということです。
静物画では、対象物を眺め、観察し、立体を平面に置き換える作業なのでまだ理解はできます。
しかし、人物や風景画では、写真を参考にして、精緻な絵を描くというのが理解できません。
結局のところ、平面を平面に置き換えているのだから、写し絵でしかないような気がします。
感想も「すごい!写真みたいですね」になってしまいます。
機械工作の職人〔達人〕が、機械より精度において優れているというぐらいに、
カメラの技術と競い合うのなら、立体を目でみて勝負しないと意味がないような気がします。
印象派は、光と影を表現するのに、新しい技法を生み出し、それが、テレビや印刷の技術に利用されています。
3次元もしくは時間を含めた4次元を人間の感性という変換器を通して如何にして2次元の中に表現するかが絵画や写真だとおもっていたのですが・・・・・。
しかしながら、写真かと見紛う技術は一見の価値があります。
写実絵画専門の美術館もあるようです。
ちょい(悪)おやじ
Posted by
西日本技術の環境調査員
at
07:28
│Comments(
2
) │
芸術
この記事へのコメント
究極の具象は抽象と同じって事ですよ。
Posted by 名無し at 2011年06月16日 18:58
究極の具象は抽象と同じって事だと思います。
Posted by 名無し at 2011年06月16日 19:02